一見矛盾するように見える二つの動きがあるが、それは始点概念の解像度の低さが原因であって、それを分離すると現在注目している軸とは異なった軸の上で無矛盾に説明できることがある。
KJ法 渾沌をして語らしめるの「作業から一仕事へ」では「働く」ことから逃れることに生きがいがある状況と、「働く」ことに生きがいがある状況があるのはなぜか?という議論から「働く」を「作業」と「一仕事」の二つに分けている。
- この図ではAからBへの動きVと、逆にBからAへの動きUがあって、一見矛盾しているように見える
- 暗黙に仮定された軸Xの上で逆方向の動きに見える
- しかしそれは概念Aの解像度が低いからである
- 概念Aを詳しく観察して、その中にPとQを見出す
- VはPからBへの動き、UはBからQへの動き
- これは軸Yの上では同じ方向への動きである
関連
- 逆に進むがゴールは同じも「一見矛盾する動き」に関する話である