2015年1月4日 Faecbook Metaphors in Mind

  • メタファーについて読んでいる

  • メタファーについて読んでいる…で、それによって何が起こって欲しいですか?

  • クリーンランゲージとかシンボリックモデリングについて、おおよそどういう目的でどういうことをするのかは分かった気がするんだけど、まだ自分の中でかっちりハマった感じがしないので、大本の本を読むことで自分に欠けている盲点に気づくことができないかな、と。

  • 日本語の本を読んだ時は確か、5つのステージがある話は書かれてなかったと思うし、それぞれのステージの目的と適切な質問なんてのも書いてなかったと思う。

  • 「…で、それによって何が起こって欲しいですか?」は導入として有用な質問。

  • モノに例える人ばかりじゃなくて、抽象的なコンセプトで例える人もいて、そういう人に対して「それはどこにありますか」なんて質問はフィットしないなぁと思っていたが、導入用の質問としてはちゃんとそういうケースを想定して「どうやって知るのですか」が用意されている。

  • 「盲点に気づくことが目的です」「盲点に気づくことが目的、で、その盲点はどうすれば知ることができますか?」

  • Eliciting Metaphor through Clean Language: An Innovation in Qualitative Research

    • 質的研究にクリーンランゲージが有用という論文が経営系の雑誌に載ったのか
  • 「盲点が盲点であることは、盲点に気づくことができればすぐわかる。盲点にどうやって気づくのかというと、自分と異なる知識体系で書かれた文章を読むとか。」

  • クライアントの言葉をそのまま使うというカウンセリングスタイルはELIZAそっくりだし、自然言語処理で実装するのにやりやすそう。

  • クライアントが使っている単語が、どういう種類のメタファーであるのか(抽象的概念なのか、物なのか)の識別は必要になるが。

  • 「盲点」「気づく」「知識体系」

  • おそらく物理的なメタファーを使う人が多いのであろう、そのメタファーがどこにあるのか、どんな形なのか、という質問で明確化していくプロセスが解説されているけど「知識体系はどこにありますか」「知識体系はどんな形ですか」はなかなか答えづらい質問だなぁ。まあ「知識体系は木のような形」という感じではある。

  • 「で、その知識体系はどうやって知るのですか?」厳しい!

  • 知識体系というものがある、というのが僕の言語化されていなかったメタファーであったが、それを引き出して観察した結果、他人の知識体系は観察不可能だから「他人の中に異なる知識体系がある」という暗黙の前提が正しいかどうかが怪しくなってきたぞ。

  • 「他人の知識体系は知り得ない。自分が自分の知識から導いた答えと、他人が導いた答えが食い違っていた時に、その違いを知識体系の違いがもたらしたものだと考えていたが、深い根拠はなかった」

  • 「導いた答え」は抽象概念だから「どうやって知るのですか」につなげてもいいし、汎用質問の「それは何のようですか」でシンボルに変換させてもいいし、時間軸前後してもいい。

  • 乱数振ったら時間軸で後が来た。「で、自分の知識から導いた答え、で、その答えを導いた後、次に何が起こりますか?」

  • 「本を読む時、自分の知識から暗黙に次に来るものを予想しているんだな。で、その予想と違うものが来た時に驚きが生じる。それが盲点に気づいたってこと。そう思っていたけども、必ずしもそればかりじゃないことに今気づいた。予想は積極的なものばかりじゃない。来ると思っていなかったものが来る。そういう消極的な予想が覆されることの方が多いかもしれない。」

  • 「消極的な予想は何のようですか?」

  • 「うーん、静かな湖面。意識せず、なにもないと思っていたところから、急にワニが出てきてビックリする。」

  • これは物理的メタファーだな。「その湖面はどこにありますか?」

  • 「うーん、目の前に広がっている気もするし、胸のあたりにある気もする。」

  • 「その湖面について他に何かありますか?」「自分は小さい船に乗っている。湖の端に建物があって、そこへ向かっている。そこにワニが出てくる。ワニは脅威なのかな?あんまりそういう感じはしない。ワニはビックリさせるけど、命の危機はない、むしろなんか価値のあるものをもたらしてくれる存在」

  • 物理的メタファーが「建物」「ワニ」「船」の3つあって、どれを掘り下げるか悩ましいですな。あと、やっぱり質問を考えるのと答えるのと両方を自分でやると脳の負担が大きいw

  • 船は小さいボートなので、自分が水を渡るために必要だからという理由でイメージされてるんだろうな。ワニは殺されて価値のあるワニ皮になる。一番良くわからないのが建物。これはなんだろう。

  • 「建物はどこにありますか」「湖の向こう」「建物は何のようですか」メタファーにメタファーを重ねがけするのありなのかな

  • 「教会みたいな形の尖った屋根の建物だけど十字架はない」

  • あー「で、教会に向かっていると。教会にたどり着くと次に何が起こりますか」か。

  • うーん。とりあえずご飯の時間。

  • 松田 依子

    • おお!さっそく、クリーンのおおもとに辿りつかれたのですね。読みながらのコメントが、鋭すぎる!
    • ちなみに私とダソは、3月末にメルボルンで彼らのコースのアシスタントをしてきます。もしよかったら、春休み、じきじきに受講してみる!?
  • メモ: ワニはリソースシンボル、教会も多分そう

  • ワニはどこにいますか?水中、水面のすぐ下。

  • 飽きて来たので水面に関して掘り下げるのはやめとこう。

  • 数学についてモデリングしよう。

  • 何が起こって欲しい?一番相性の悪そうなものにぶつけることで新しい知見が欲しい。

  • ちなみに数学と速読の相性も最悪。

  • 速読は太くて水をすごい勢いで吸い込むパイプのようなもの。数学はとても細いパイプ

  • 流れが悪い、すぐ詰まる

  • 水もサラサラじゃない

  • パイプが詰まったら引っ張り出して細かくしてから流さないといけない

  • ではシンボリックモデリングは何のようか?

  • シンボリックモデリングはパイプじゃない。もっと積み上げていくイメージ

  • 数学も積み上げていく

  • どんな種類の積み上げか?

  • 松田 依子

    • 今、オンタイムで読んでて、ドキドキ・わくわくしてます。
  • 数学はかっちりハマる物しか乗せてはいけない。シンボリックモデリングは、もっと柔らかい

  • どんな種類の柔らかさか?厳密な一致を求められない

  • 竹のような…

  • おおよそ形があっていればはめることができる。無理のあるはめかただとそこが曲がって力を持って、場合によっては折れたり弾けたりする

  • 数学はレンガで、ちっとも柔らかくない。入らないところに無理に入れようとするとレンガの側が壊れて粉になる

  • 竹で足場を作ってからレンガで塔を作る

  • レンガはどこにある?地面の上、塔の壁の中。竹はどこにある?塔の周囲と上方。

  • 竹の足場は塔ができたら取り壊される。

  • 竹の足場は風雨に弱い。年月を経て残るのはレンガの塔だけ。

  • レンガはどこからくる?

  • レンガだけを作ってる人がいる。そこから持ってくる。

  • 竹はどこからくる?

  • 生えている物を切ってくる

  • どんな種類の竹の足場?湖の上に家を浮かべて住んでる民族の家みたいな。イメージは見えてるけど言葉でうまく表現できてない。後でググろう。

  • どんな種類のレンガ?エジプトの建物が作られたような。日干しレンガ。日干しレンガの発明によりエジプト文明は安定した住居を安価に作ることができるようになった。

  • 日干しレンガは日本では使えない。気候が違う。乾燥した気候でないと日干しレンガは安定しない。

  • 竹の足場について他に何かある?

  • とび職がいる。レンガを積んでいる人とはまた別の職能。

  • とび職はどこにいる?高いところ。

  • とび職はどこから来ている?

  • うーん。

  • 竹は生えてるのを取ってくる、で、どこに生えてる?

  • 少なくとも砂漠には生えてない

  • 雨が降らないと竹は育たない。日干しレンガは雨が降るとダメになる。相性が悪い。

  • 雨はどこからくる?空から。

  • スフィンクスが雨で侵食される

  • 酸性雨だ!

  • 工場から排煙が出て、それが雨に混ざって酸性雨になり、スフィンクスを溶かす

  • で、数学は細いパイプで、すぐ詰まる、で、そのパイプと日干しレンガには何か関係があるか?

  • なさそう…

  • どちらも遅い

  • 遅い、は、どのような種類の遅さか?

  • ストレスの溜まる遅さ

  • ストレスの溜まる遅さ、は、どこから来た?

  • パイプが細くて詰まったり、レンガがうまく乗らないから。

  • ストレスの溜まる遅さ、はどこにある?

  • 遅さは生来的な物だと思うが、ストレスは心の中にある。これは分けて考えるべき。

  • 遅さ、は、どうやって知るのか?

  • 確かに…

  • 何かと比較しないと遅いということはわからないが、いったい何と比較してるのかというと、自分が勝手に作り上げた理想の自分で、だから当然比較すると遅い

  • 遅いのは生来的な性質ではない

  • 竹の足場と日干しレンガは高くなる速度が違うけど、違う物を作ってるのだから比べるのはおかしい

  • 太いパイプは早い

  • つまりそうな液体ほど太いパイプの方がいい

  • じゃあ細いパイプはどこから来たのか?

  • いやほんと、太いパイプに通すべきでは?

  • 細いパイプはゴミが詰まるけど、太いパイプは詰まらない、だけど、太いパイプはゴミも通す

  • だったら茶漉しみたいなのをつけたらいいんでは。詰まったら捨てる。

  • ゴミはどこから来たのか

  • 水の中にいっぱい浮いてる

  • そのゴミはどんな種類のゴミが?これ、藻だな

  • 水が淀んで日が当たると藻がはえる

  • 日差しが強くて雨があまり降らないから藻が生える

  • そこで日干しレンガは…

  • ヘドロを乾かして…

  • 肥沃な土地に…

  • 混乱して来た笑

  • 水の中のゴミを集めて乾かして日干しレンガを作ればいい気がしてきた

  • パイプは太くて、ザルがあって、ゴミがそこに溜まって、集めて乾かして日干しレンガを作って、雨の降る国から持って来た竹で足場を作って、塔を作る

  • どうなって欲しいのか?

  • 最終的に重要なのは塔だな

  • 何百年も形を保って観光資源になるようなやつ

  • 酸性雨が敵だ

  • 酸性雨はどこから来るのか、工場から、工場はどこにあるのか、西の方にある

  • 偏西風がいけないんだけど、止めれないしな

  • 排ガス規制をかけるか、さもなきゃ塔が解けないようにコーティングしなきゃ。

  • 日干しレンガにプラスチックのコーティングを。

  • プラスチックはどこから来るのか?

  • 工場からじゃん!

  • なんというマッチポンプだ!

  • 天然のごむとかでなんとかせねば…

  • 天然のゴムはゴムの木に傷をつけて、ちょっとずつ取る

  • 日干しレンガより更に遅い

  • しかし無理に取ると木が枯れてしまう

  • 木自体を増やさないと。

  • 熱帯にゴムの木の一大プランテーションを。

  • ゴムと竹を輸送するより、さっさとコンクリートを発明すべき?でもコンクリートは100年持たないか

  • コンクリートも塩のない砂がないとすぐ痛むしなー。やっぱ石がいいな

  • 晩御飯なので終わり

  • 絵にした

  • image

  • メタファーの空間から元の空間に逆写像

  • 数学は「藻」が「詰まる」。速読なら「詰まらない」、しかし「藻」が「通って」しまうので「ザル」を設置する。「ザル」に「たまった」「藻」を「乾かし」て「日干し煉瓦」を作る。

  • Q: 「藻」「ザル」「詰まる」は何のメタファーか?

  • 「雨が降る土地」で自然に生えた「竹」(メタファー)を集めてきて「足場」を作るのがシンボリックモデリング。「とび職」がいる。「足場」を使って「レンガを積ん」で「塔」を作る。「塔」は数学であり「観光資源」。「レンガ積み」は遅い。「足場作り」は速い。しかし作っているものが違うから比較しても意味は無い。100年持つのは「塔」であって「足場」ではない。

  • 「塔」(数学)は「雨」に弱い。特に「酸性雨」に弱い。「酸性雨」の原因は「工場」であり、対策は「偏西風を止める」「排ガス規制」「塔をコーティング」の3つ。最後のだけが現実的。しかし「コーティング」に「プラスチック」を使うことを思いつくが、これは「工場」で作られるのでマッチポンプ、「天然ゴム」を使わないといけない。これは「レンガ積み」よりも更に遅い。

  • 「レンガ」ではなく「コンクリ」を使う案もあるがよい「骨材(砂)」がないと長持ちしない。「石」が最強。

  • 「塔」は「雨」に弱いので、「塔」がある場所と、「竹」や「ゴムの木」が生えている場所とは別の場所。

  • あんまり逆写像できてないぞ

  • 数学のような厳密性を重んじる雰囲気、価値観の「土地」ではメタファーの「竹」は育たないんだよな。

  • 数学を補強も破壊もする「工場」は何か?

  • 「水」に厳密性の「太陽」が作用してわからないことの「藻」が生える。緻密な読み方だとすぐ詰まる。ざっくりした読み方をすれば詰まらないが、わからないことが素通しになってしまう。それを「ザル」で集めておいて、改めて厳密性の「太陽」で日干しにすると「レンガ」ができる。

  • 「とび職」は「竹の足場」を使って高いところに到達することができる。しかしそれは専門技能であって、同じ高みに到達できるのは「とび職」だけ。他の大勢の人は「塔」の完成を待って「階段」を一歩一歩登らないと高みに至れない。

  • メタファーを育む「雨」は「工場」とセットになると「酸性雨」になり「塔」を溶かしてしまう。「工場」は「塔」を守ることもできるが、抜本的には「工場」ではなく「ゴムの木」から得られる「天然ゴム」を使う必要がある。これはとても遅い。そしてこれにも「雨」がたくさん必要だ。

  • えーと、これらの中で僕が価値を感じている「リソースシンボル」は、まず「塔」であり、「塔」を作るための「竹の足場」と守るための「天然ゴム」、そして「塔」の材料の「日干し煉瓦」を作るための「太陽」、「竹」と「ゴムの木」を育むための「雨」ってことになるかな。逆に「工場」は悪役。

  • 細いパイプはつまりやすく、太いパイプはゴミが混じる、という問題をザルを取り付けて解決したのはジレンマのバインドがメタファーの変化によって解消されたと考えてよいのだろうか。

  • メタファーの間に色々リレーションができたところまではいいのだけど、ここからパターンを見出すというのがよくわからない。ごちゃっとしていて分かりやすい形のパターンはないように見える。これはこの風景の詳細化が足りないのか、それともまた別の風景を作ってそれとこれの共通点を探すべきなのか、なんなのか。

  • 展開が早すぎて僕が着いていけてないだけで、すでにステージ4なのだろうか。

  • 塔を雨が溶かす、という問題を「プラスチックのコーティング」というメタファーの追加で解決し、結果酸性雨の悪化という別の問題が発生して、その解決を捨てて天然ゴムのメタファーを導入して解決して…という流れがバインドの解消であると考えてよいのだろうか。

  • ゴムの木のプランテーションが、現実世界の何に対応するのか逆写像できてないから、現実的な行動に結びつかないんだけど…

  • プランテーションは大勢の人っぽい。竹はデッサンのようにサッサと作られるけど、天然ゴムは大勢の人が時間をかけてゆっくりと分泌する。数学のロジックを核として、表面にゴムを塗ることで、酸性雨への耐性を手に入る、的な。

  • 「即座に解決に結びついてない」ということを気に病むのではなく「一歩進んだからいいじゃないか」という気分でいればよいのだろうか。

  • 工場は科学か、工業的応用のメタファーで、塔の観光収入で工場を作って、それがうまく行ったので工場がどんどん増えたんだけど、結果煤煙や酸性雨で塔が損なわれてる

  • 塔は数学だけでなく哲学も含む、少なくともデカルトの方法序説は。

  • 何が正しい知識かを考えたデカルトの方法序説が、近代的な科学の礎となったが、科学の商業的な大成功の結果、科学的方法論に基づかない知的活動が軽視されるようになり、竹で足場を作る技術が失われたり、哲学の塔が酸性雨で溶けたりしている。

  • 竹の足場作りの有用性に惹かれてこの分野を学んでいたけど、竹の足場では塔は守れない。天然ゴムとは何か?

  • 天然ゴムとは何か…

  • …を考えるのは正しい方向ではなく、ここで別のクリーンな質問をすべきか。天然ゴムととは何のようですか?

  • 天然ゴムはどこから来たか?傷から。

  • 天然ゴムプランテーションとは、傷ついた人々だったのか!

  • 傷ついた人々からにじみ出した樹液を固めたのが天然ゴム。

  • 数学や哲学の塔のそびえ立つ、乾燥した厳密性の太陽の土地と、メタファーの竹が生えてる雨の降る土地のどちらとも違う、雨もたくさん降るけど太陽も照らす土地、そこに生えるたくさんの傷ついたゴムの木の人々、そこから少しずつ分泌された樹液を集めて作られる天然ゴム

  • これ、心的外傷の治療実績とか、それに基づくメタファーを使った心理療法の正当化とかのことか?

  • メタファーに基づく手法は再現性はない、だから科学的価値観からは評価されない。「竹の足場は風雨に弱い」って書いてた。だからこそゆっくりと時間をかけて、実際に有用な方法であるというエビデンスを集めなければならない。竹の足場がいかに素早く組み立てられるかをアピールしても、その高みに登れるのはとび職技能を身につけた人だけだし、塔が作れるわけではないので速さ遅さを比較すること自体が無意味。その方向での説得は風雨に弱いからやめた方がいい。

  • ポパーの反証可能性の概念が生まれて、まだ100年ぐらいしか経ってない

  • クワインのテーゼ

  • ミュンヒハウゼンのトリレンマ

  • 基礎付け主義から整合説への変化

  • http://ja.m.wikipedia.org/wiki/基礎付け主義

  • 僕自身は整合説で実用主義なんだろうな。整合性の取れた知識体系であれば基礎付けがなくてもアリで、それが有用であるかどうかがその知識体系の価値を決める。だから概念をアナロジーでメタファーの空間に写像してそちらで発展させるという手法も、結論が正しいことを保証する基礎付けはないがアリで、整合性を持って大きく成長させることで何か実益に繋がるならそのメタファー体系には価値がある。

  • 雨は連想力。検証に入る前の仮説作りの段階では連想力を働かせて、自由にメタファーを膨らませた方がいい。なのに工場からの排ガス、「科学的にきちんとしてなきゃダメ」という価値観によって酸性雨になってしまった。メタファーの竹は枯れ、科学を産んだ哲学の塔まで科学的でないという理由で侵食されている。

  • 工場が「西にある」って発想、ヨーロッパ起源の産業革命のことか?オーストリアのポパーか?それとも東洋と西洋ってことか?

  • KJ法の手前の書き出し法の部分でクリーンな質問でメタファーを引き出してやるとよいのでは。今度はそういう自分の使っている方法とか作りたいプログラムのこととかをモデリングしよう。

  • 今朝はKJ法についてモデリングする。

  • 付箋にアイデアを書き出して、ボトムアップで組み合わせることで、未知の構造を発見しようとする方法。

  • 後半はシンボリックモデリングに似てる。違いは、この手法がもともと文化人類学のインタビューからの理論構築のために作られたこと、つまり情報源が自分の外側にあること。シンボリックモデリングはクリーンな質問でまだ言語化されてない内側にある暗黙知を引っ張り出すことにフォーカスしてる。ここが違い

  • KJ法は「なんとなく関係がありそうな物を近くに置く」つまり、関係を最初からは言語化させない

  • 付箋の物理的な位置と言うメタファーで、言語化できてない物をアウトプットさせている

  • ボトムアップで配置するということが、教えていてなかなかわかってもらいにくい

  • トップダウンで分類しても得る物はない、新しい未知の構造を見出すことが目的、と伝えても慣れたやり方で分類してしまう

  • 分類はどのような種類の分類か?脳内の構造を再現するような。

  • 分類はどこから来るのか?脳内から。

  • 「似た物をくっつけましょう」「関係ありそうな物をくっつけましょう」というガイダンスが、分類マインドを引き起こしてる

  • では、どうすればいいか、を考えるのは保留

  • このガイダンスが良くないのでは、という仮説から、今回「矛盾に注目してみよう」という新しいガイダンスもしてみた

  • 対立構造がある、というのも「関係がある」の一種なのだが、似た物をまとめると考えているとそれを別のグループにしてしまう

  • 関係がある、とはどんな種類のものですか?どんな種類でも。有用かどうかは後から考える。まずはアウトプットすることが大事

  • 対立構造とはどんな種類?たとえば自分の学びかたをKJでマッピングしてるなら「英語話せるようになりたい」と「勉強をやる気が出ない」は対立構造。

  • 理想と現実のギャップ

  • そうそう、理想だけ、現実だけでまとめてしまうケースがあった

  • 理想は、内側から来る、現実は外側から来る

  • この対立構造からアウフヘーベンするのが典型的パターン

  • アウフヘーベンとはどのようなアウフヘーベン?

  • 対立する構造を解決する新しい概念

  • のヒラメキ

  • ヒラメキはどこから来るか?頭の中、だけど目の前の情報が問いかけることで引き出すとも言える

  • 人間は問われると答えたくなる、空白があると埋めたくなる、その欲求を原始的な動機づけに使って、深く考えることにリソースを集中させる戦略が有効

  • ヒラメキはどのような種類のヒラメキか?

  • 欠けていたピースが埋まるような。

  • リソースとは、どのような種類?時間と集中力

  • 集中力が貴重。人間の脳が生産的なことをするために必要なリソースだが、金や物で作り出すことが容易でない。それに比べたら文房具やパソコンや書籍費なんか安いもの

  • 集中力とは、どのような種類の?

  • ゲームに対する集中力は、有益じゃない。ゲームは集中力をうまく引き出すけど、有益な目的に使わずに浪費している。

  • 有益とはどんな種類の?

  • 自分の人生に良い効果を持たらす。

  • 世の中には人生の目標が言語化されてる人とそうでない人がいる

  • 多くのロールプレイングゲームにはミッションという形で人生の目的が与えられる

  • 人生の目的は魔王を倒して姫を救うことで、ミッションはそれのための短期的目標

  • やはりだから、まずは目標を明確化させないといけない

  • KJ法はシンボリックモデリングで言うところのパターンの発見までを目的としている。膨大な情報の中から未知のパターンを見つけることが目的。一方シンボリックモデリングは、モデリングした後、自己変容が起きることを目指している。そこでたくさんのメタファーの中から、クライアントが価値を感じている「リソースシンボル」を見つけ出す作業がある。一方KJ法や質的研究法のGTAなんかは「解析者の先入観を入れない」を重視しているので、重要なものを特定しようなどとはしない。