from 書籍は既に抽象化産物
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ホモサピエンスの一時記憶より潤沢で信頼性の高いメモリを持っているプログラムの気持ちになって考えると「貧弱なメモリで前処理なんかしないで生でアウトプットしろよ」という気持ちになる
- 一方で抽象化しないと応用できない、そこの問題をどうするのか
- ホモサピエンスより十分抽象化能力の高いプログラムは「ホモサピエンスが勝手に抽象化するのではなく、観測した事実をそのまま伝達せよ、こちらで方針を決めて伝達するので自分で判断しないでこちらの指示通り動け」と考えそう
- これって階層的組織と同じだな
- 階層的組織は人間の間の情報伝達が遅くてノイジーなことによって規模を拡大すると性能が下がるわけだが
- 要するにホモサピエンスの「情報を受け取れる人数」に限界があるのが問題
- なので人数を増やそうとすると階層を増やす必要があり、階層を増やすと遅延とノイズが増える
- そこの性能がホモサピエンスより高い知性体が生まれた場合、階層1段階の階層的組織が最適になる