from 日記2022-01-31 プライベートの一人プロジェクトで日記をつける
日記の良さ
- タイトルがなくて良い
- 日付をタイトルにすれば良い
- タイトルをつけなければならないという思い込み
- 思考を書きだす第一次的受け皿にそのような制約があってはいけない
- 息をするように自然に、アイデアを保存し、共有し、探求する。
- 息にタイトルはない
- まず書き出し、それからタイトルをつけることができるべき
- 思考を書きだす第一次的受け皿にそのような制約があってはいけない
- タイトルを強制するのは書き出しのためではなく整理のため
- 書き出しのフェーズと整理のフェーズが渾然一体
Scrapboxの使い方に関してこのプロジェクトはよく参照されている
- しかし適切な例ではないのではないか
- Scrapboxというツールの使い方ではなく、価値観のボトムアップ構造化のツールとして捉えた場合の話
- 個人用Wikiを僕が使い始めた時、それはローカルで動くhowmだった
- 書いたものが即座に公開されることはなかった
- なので人の目を気にせずになんでも書くことができた
- 著作権を気にせずに気に入った文章をクリップすることもできた
- 書籍を読みながら気に入った文章を抜き書きしていく的なことをやった
- 一方でWeb上の公開の場に考えを書くということもやっていた
- 20年以上になる
- 10年前のブログ記事を見ると「今だったらこれは書かないな」という内容もある
- 「何を書いて何を書かないか」のフィルターが時間をかけて変わった
- 「何に書く価値を感じるか」は「価値観」
- 10年掛けて「何を書くか」のフィルターが確立しかことで、OKだと判断したことを書くことに心理的抵抗がない
- そうでない人は書いて良いのかどうかというためらいが生じて書くことにブレーキをかけてしまう
- 個人用Wikiを僕が使い始めた時、それはローカルで動くhowmだった
- 個人Wikiにも情報発信にも慣れてない人の最初の一歩としてはプライベートの一人プロジェクトで日記をつけるのが良いのではないかな
- 紙の日記と比べて検索ができる
- 特にScrapboxの優れている点としては、角括弧で囲うだけで「リンク」になるところ
- この「リンク」はつながる先を指定しなくていい、重要な単語にマーカーを引くような感じでやる
- ある日、マーカーを引いたら、それの色が変わる
- 「そのキーワード、前にもマーカーしましたよ」ということ
- 過去の日記で自分がそのキーワードに言及したものを発見できる
- 読み返してみると面白い
- つながったものを見て思ったことを、今日の日記に書いても良いし、キーワードのページに書いても良い
- 「過去の日記のページ」を編集することに抵抗を感じる人が多い
- だから「重要な部分だけ抜き出した別のページ」があると良い
- キーワードのページはそれに適している
- こうやって点と点が事後的につながる
価値観のボトムアップ言語化=氷山モデル=ConnectingDots
多人数プロジェクトだけではなく、一人のプロジェクトがあった方がいい
- たとえ多人数プロジェクトが「自由に書いて良い」という場であったとしても、別途自分だけの「自由に書いて良い」場があるべき
- 自由にして良いと書いてあっても、人間は暗黙に空気からルールを読み取り、無意識に書くことを制限してしまう
- じっくり考えるときには他人の刺激が邪魔になることがある
- 静かな部屋のたとえ
- 他人の刺激が欲しい時と欲しくない時がある
- 心のモードに違いがある