ブレインストーミングが意味ないと主張するひとが良く例に出すのが1991年に発表されたBrian Mullen, Craig Johnson &Eduardo SalasらによるProductivity Loss in Brainstorming Groups: A Meta-Analytic Integrationという論文。ぐぐればPDFが出てくるので誰でも無料で読む事ができる。 ところが1998年に発表されたScott G. IsaksenによるA Review of Brainstorming Research: Six Critical Issues for Inquiryで「いやいやちょっとまて。その研究おかしいんじゃないの?そもそもその研究対象としてるブレストのやり方がおかしいから公平じゃないでしょ。」って指摘されてるわけです。 これらの研究成果はチームでのブレストが生産性を落としている原因について整理するという意味では大きな貢献を果たした。そして多くの現場ではここで明らかになった課題を認識し、ある程度カバーする形で行われているはずで「ブレスト=無駄」というのはいささか乱暴なんじゃない?と思う所存。 https://twitter.com/kur/status/1434477224409718784?s=21