KJ法は、付箋を使う外見が目立つけど、それは目立つ外見に過ぎない。 本質的なグループ編成のプロセスは「アウトラインプロセッサに思いついたことを1アイテム1行で書き連ねた後で、上下に移動して関連の強いものが近くに来るようにする」というプロセスとあまり変わらない。この二つを並列して説明すると分かりやすくなるだろうか?
思考実験としてもし僕がペンも付箋もなくテキストエディタだけある状況で、KJ法的なことをしたくなったらどうするか。 まずテキストエディタに短文を一行一つで書き連ねて、それを見ながら行をペアにしていき、ある程度集まったら表題を付けて、表題だけコピペして繰り返す。
もう少し詳細な解説
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- 1 書き出す
- 2 手前に改行を入れて下に送り、白紙部分をつくる
- 3 4 ペアを作り白紙部分に移動していく
- 5 繰り返す
- 6 最終的に全部グループ編成された状態になる
- 7 グループに表札をつける
- 8 改行を入れて下に送り、表札だけコピペして白紙部分に集める
- 1に戻る
付箋に比べてこれだと何が辛いか
- 行方向で100件表示するのは辛い
- 言葉でうまく表現できないものを図で表現したくなった時にどうしたらいいのか
- オーバーヘッドが大きい