- 作業中に別の未完了タスクをふと思い出す(ザイガルニック効果)
- これを「タスクさんからアポとりのメールが届いた」というメタファーでとらえる
- タスクリストに「タスクさんとのアポ調整」を入れる
- 作業が一段落ついてからスケジュールを確認して「タスクさんとの1時間の面会予定」を入れる
- この1時間の中で、タスクの思い出し、1ポモドーロ作業、未来の自分への引き継ぎ、までをやるイメージ
比較
- ふと思い出してそのままの場合
- 何度も思い出して脳のリソースを奪われる
- やった方が良いことなのにやっていないという罪悪感、不安感を感じる
- ふと思い出したことをタスクリストに追記する場合
- 思い出されたものが多くの場合、1行で完結するタスクではない
- 複数のタスクが必要な大きなプロジェクト
- 一部着手済みで、やり残しがある状態
- プロジェクト名をタスクリストに書いても次のアクションが明確ではないので着手に心理的ハードルがある
- 次のアクションが何であるか考えてそれを書くには、脳のリソースをたくさん使う
- 今やっている作業を中断してそれをやるわけにいかない
- その「次のアクションがなんであるかを明らかにする作業」自体に時間がかかる
- 1行で完了するタスクの場合は、タスクリストに追加してそのまま実行するので構わない
- そうでないタスクに関して「アポの日程調節」という1行で完結するタスクにするのが今回の話
- 思い出されたものが多くの場合、1行で完結するタスクではない
実験
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「アポは10時からだが今9:40、20分何しよう」問題
- 事例1
- 20分タイマーして別の作業をしてた
- 20分経っても終わらなくてさらに20分作業してアポに食い込んだ
- 結果としてそちらのタスクは一段落ついたし、作業興奮でエンジン全開の状態でアポにも集中できたが…
- 事例1考察
- 60分延長してたらアポがすっぽかされてた
- というか40分の延長でもアポに使える時間が20分しか残らない
- 1時間の枠の中で1ポモドーロ作業するつもりだったので、最低25分は残らなければならない
- アポのメタファーで考えるなら、別のタスクがあるからと言ってアポにめり込むのはNGだろ
- むしろ逆「ちょっと早めに会議室に行っておく」
- 早めに予定タスクをはじめてもよい。会議前に会議相手に渡す予定の資料を見直したりとか普通にやること。
- 「別の作業」が今どうしてもやりたいなら「会議室に行く=すぐ始められる準備をする」をしたうえで、その作業をやってもよい。ただしタイマーをセットして、アポ時間が開始したらすぐに切り替えること。
- 本当に即座に中断できるか?
- アポ開始時間にタイマーをセットするのではなく、5分前にセットして、アラームなったら終了作業をしてちょっと歩くのがよいのではないか
- 妻のアドバイス
- 机をふく
- コーヒーを入れる
- ストレッチをする
- トイレに行く
- 机のごみを捨てる
- シュレッダーなどの頭を使わない作業をする
- すぐ切り上げられるタスクをする
- 事例1
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アポを1時間で設定して立て続けに3つやったら消耗した
- 間に隙間がないため
- 「あと3分で始まってしまう!」みたいな
- 当初「1時間の枠のうちに25分集中できたらいいか」って思ってたけど、開始時間を遅らせるのはNGな感じだからそもそも1時間にするのが適当でない、25分のアポにすればポモドーロとシームレスに接続できる
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