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失業
- 賃金が下がれば需要が増えて均衡に到る=失業がなくなる
- 「市場に任せれば長期的には均衡解に到る」という新古典派経済学に対して
- ケインズは「長期においてはわれわれはみんな死ぬ」と主張
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- 流動性には価値がある
- 投資したり消費したりするより現金で持っていたい
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労働需要
- 生産予定の財の量で決まる
- 財
- 消費財
- 投資財
- 財
- 不況下では労働需要が減少する
- 投資利益率と銀行の利子率を比べ、投資利益率が下がると投資財の生産が大きく減少する
- 不況になるほど将来の不安が高まるので流動性選好が高くなる
- ワルラス「諸商品の超過需要の和はゼロ」
- 貨幣市場における流動性選好によって、貨幣に超過需要が発生する
- それによって労働市場では「労働需要の不足=失業」が起きる
- 商品市場では売れ残りが起こる。
- 個人が合理的に将来の不確実性に備えるために流動性選好
- 生産予定の財の量で決まる
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この問題に対処するために流動性を上げて、利子率を下げる
- ゼロ金利政策
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株式投資なんて必要になったら売ればいいだけなので流動性を大して損ねないんだけどなぁ
- そんなことより家を買うことがものすごく流動性を損ねるのだが
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ケインズによるマクロ経済の誕生
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サミュエルソンの教科書「経済学」で、ヒックスがケインズの主張を解釈したIS-LMモデルが紹介される
- ヒックスによる止揚
- 不完全雇用が発生するとケインズのマクロ経済学が当てはまる
- 完全雇用に戻ると新古典派のミクロ経済学が当てはまる
- ヒックスによる止揚