2014-04-24に発売した技術評論社 WEB+DB PRESS Vol.80に、特別企画として書いた記事。 技術評論社のウェブサイトで読むことができる。

当時はてなダイアリーに書いた紹介記事 「エンジニアの学び方」を執筆しました。 を転載:

Vol.80自体は4月発売ということもあって「新人さん大歓迎!」と銘打っています。「エンジニアの学び方」もこの4月に就職・進学をした人を想定読者にしています。ですが、きっとその他の人にも役に立つ内容だと思います。

この記事を書くきっかけとなったのは、ベストセラーにもなった拙著「コーディングを支える技術」のコラムです。余白があるからコラムを書けと言われて、学び方についてのいくつかのコラムを書きました。

このコラムはとても好評で、色々な方から褒めていただきました。例えばAmazonのレビューにはこう書かれています:

直接本書の趣旨とは関係のないコラムが、特に私にとっては秀逸でした。 「膨大な情報に心が折れそうになったときにどうするか」について、短文ではありますが、処方箋が書かれています。 このコラムを読むだけでも、(少なくとも私にとっては)この本の値段の価値はありました。

評価して頂いてとても嬉しいのですが、実は著者としては満足の行く出来ではありません。余白を埋めるためのコラムである都合上、限られた文字数に詰め込む必要があり、泣く泣く削ったところがあります。また、コラムとして飛び飛びに掲載されるため、どうしても「つながり」が犠牲になったところがあります。

今回の特別企画「エンジニアの学び方」で、このテーマについて、17ページにわたって書かせていただくことができました。目次を紹介します:

「コーディングを支える技術」のコラムと見比べると、知識がネットワーク状につながり合っているのがわかるかと思います。「どうやって深く理解するか」の章はコラムとあまりつながりがありませんが、これは「コーディングを支える技術」の第1章「言語を深く効率的に学ぶには」とハーモニーを奏でています。

つまりこの特別企画「エンジニアの学び方」は「『コーディングを支える技術』を支える学び方の技術」なんです。「エンジニアの学び方」単体で読んで大丈夫なように書いてはいますが、合わせて読むともっと良いと思います。

楽しんでいただけたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします。

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