-
アーリーアダプタやスペキュラトゥールは少数派である
-
その少数派が優越するという思想は民主主義思想の攻撃対象になる
-
本来、みなが力を合わせて「困難な課題」に立ち向かわなければいけないような状態で、内紛を起こすのは有害
-
アーリーアダプタやスペキュラトゥールは、マジョリティやランチェに対して「自分は劣った存在です」とアピールをすることが好ましいのではないか
- 例: 私は頭がおかしくてリスクテイクが大好き。妄想をするのが好きで、安定的な生活が苦手です。
- これを表現するのに適当な言葉が思いつかないので仮に「道化思想」とでも呼んでおく
- 宮廷道化師 - Wikipedia のイメージ
- 道化は王国の階層的組織に属さず、狂人であるので国王を批判しても罰されない
- 関連: 狂の境地
-
選民思想の病理
- そもそもアーリーアダプタが選民思想を持つことがおかしい
- 価値観が平均からずれているがゆえに平均より早いタイミングで合理的でないリスクを取ってしまう人なのだから、平均的感性と比較してどうこうと考えるのが不自然
- それは「アーリーアダプタぶっている人」なのでは
- 不安の埋め合わせ説
- 本当に最適だと思って少数派選択肢を選択している人は選民思想から益を得ない
- 自分の選択が正しいかどうか自信がないから「自分は選ばれた民である」と考えることで安心を得ようとしている
- 自己肯定感が損なわれている
- それを埋め合わせるために選民思想にかぶれている
- ブランド価値説
- アーリーアダプターの概念が生まれる前、新しい商品を真っ先に買う人は確かにリスクテイクしていた
- それは価値があるかどうかわからないものを買うというリスクテイクだった
- 「新しい商品を真っ先に買うアーリーアダプタな自分」というブランド価値を見出している場合、それは確かに早期に購入する人ではあるが、リスクテイクをしている人ではない。
- 人に見せるために高い腕時計を買う人と同じクラスタ。
-
「リスクテイカー」という言葉ですらニュートラルではなく選民的な意味合いを持たせる人が出てくる
- ただの「リスク感度が平均より低い人たち」
- 鈍感!