目次 はじめに 1: 社会と科学技術
- 1-1: クローン技術に対する心配
- 1-2: 科学技術の理解はむずかしい
- 1-3: 科学技術ジャーナリズムの役割 2: 科学的説明とは
- 2-1: 説明文には二種類
- 2-2: 科学的説明の枠組
- 2-3: 定理の証明
- 2-4: 帰納的推論
- 2-5: 推論規則の成り立ち
- 2-6: なぜと聞くこと
- 2-7: 分割による解決 3: 推論の不完全性
- 3-1: 科学的説明の根底
- 3-2: 誤った推論
- 3-3: 推論規則の適用条件
- 3-4: 自己回帰性の問題
- 3-5: アナロジーによる説明
- 3-6: 説明のステップ
- 3-7: さまざまな説明による信頼性の向上
- 3-8: 推論の場の問題
- 3-9: 解答のしかた 4: 言葉を理解する
- 4-1: 単語の意味と指示対象
- 4-2: 語のもつ意味
- 4-3: 科学と客観性
- 4-4: 文のもつあいまいさ
- 4-5: 翻訳文の理解のしにくさ
- 4-6: 文脈と知識による解釈 5: 文章は危うさをもつ
- 5-1: メタファー的説明はわかりやすい。だが……
- 5-2: 引用のもつまやかし
- 5-3: 可能性の表現に注意
- 5-4: 対話の重要性
- 5-5: 「わかった!」ということ 6: 科学技術が社会の信頼を得るために
- 6-1: 巨大科学技術がかかえる問題点
- 6-2: アナリシスからシンセシスへ
- 6-3: 社会に対する説明義務
- 6-4: 科学者・技術者の倫理
- 6-5: 社会科学と自然科学
- 6-6: 人間感情を重視する
- 6-7: 学問への信頼
- 6-8: 自然科学を超えて
- 6-9: 科学的予測のむずかしさ おわりに
表記揺れ