2018年にOculus Go用に試作したVRKJ法をするプロトタイプ(VRGROUP) https://youtu.be/jqJoju1gjWw

2018-10-29 プロジェクトをいったん保留にすることにしたので現時点のまとめ

  • 期待したほどの精度でものをコントロールすることができない
    • 空中に浮かした手でレーザーポインタを使ってものを操作する場合、手の揺れがあるため
    • 見えている付箋を期待したところに置くことができずフラストレーションが溜まる
    • 特にグループ化のUIに関して
      • 「囲う」が難しい
      • 距離で選択にしたが、それも割と難しい(手の震え)
  • 思ったほど速度が出ていなかった
    • スライドに関して、拡大して読むことができる解像度のテクスチャをそれぞれ100枚以上の付箋に貼り付けているせいか
      • 拡大するまでは小さいテクスチャにしておいて、拡大表示をしてから大きなものに取り替えるべきか
    • 物理演算が重たいか
      • 高速化は二の次で実装したからなぁ
    • テクスチャを貼らないでプロファイル取るなどして確認すべき
  • Webコンテンツの表示が難しかった
    • Embedded Browserを使えば簡単にできるかと思いきや、VRに非対応だった
  • 表札作りの難しさ
    • キーボード入力もできず、手書きもかなりしんどい状況で、VR空間内で表札付箋を新しく作るのが困難
    • KJ法の一番大事な部分が実現できない
    • キーボードから日本語が入力できないのはOculus Goでも時間が解決するかもしれない
  • Scrapboxからのコンテンツ読み込み
    • 将来的にはこれができるといいなと思った。
    • 配置に関して自動化しても面白い「あなたのScrapboxプロジェクトを読み込ませるとVR空間上に地図ができます」
    • でも、Webコンテンツの表示ができなければ結局、ページの内容を見ることができない
  • 配布の難しさ
    • FPSが60以上って要件を満たしていないとそもそもベータ版の配布すらできない