川喜田二郎が自分の手がけた仕事を並べて「どういう点が創造的か、どういう点が創造的でないか」を組み立ててみた話
- 創造的行為の三ヵ条
- 反論
- 「うまく成し遂げないとならない切実性の高い仕事ほど、自発性があろうがなかろうがやらねばならない」
- 「お手本がない仕事ほど失敗の危険が高いから尻込みして自発性が失われる」
- 川喜田二郎はこの指摘にすぐ応えることができず一晩考えた
- 結論
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「然り。確かにこの創造性の三ヵ条は、坐して待つ限り、相互に矛盾とならざるを得ない。そういう三ヵ条を、あえて全部のみこみ、その矛盾を実践的行為の中に解消することをこそ創造的行為というのだ。初めから矛盾もないような行為など、なんで創造的というに値しようぞ」(p.445)
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- - これは抽象度が高すぎてわかりにくいと思う - 言ってることは正しいと僕は感じるが、わかりやすく説明されてるとは思わない - [[概念化]]しすぎてると思う - もっと具体的な話をした方がいい - 「お手本がない仕事ほど失敗の危険が高いから尻込みして自発性が失われる」 - これはTrueではない - お手本がない仕事に尻込みする人はいる - 一方で、自由にやって良いと言われてもワクワクする人もいる - 質問者が前者のタイプで、自分の感覚を他の人も同様だと思い込んでいるだけ - 「うまく成し遂げないとならない切実性の高い仕事ほど、自発性があろうがなかろうがやらねばならない」 - これは「切実性が高いなら、自発性が低くても実行される」と言ってる - 「自発性が高いことが創造的であることに重要」に対してなんの反論にもなっていない - 「切実性が高く、自発性が低いケース」よりも「切実性が高く、自発性も高いケース」の方がより創造的 - これは[[自分ごと化]]や[[圧倒的当事者意識]]と関連した概念だと思う - 「うまくいかないと会社が困るから」と考えるか「うまくいかないと自分が嫌だから」と考えるかの違い