gpt.icon2009年と2012年、Facebookはユーザー全体を対象に利用規約の改定についての投票を行いました。

  • 2009年:Facebookは利用規約を改定し、その中にユーザーが投稿したコンテンツは、ユーザーが退会した後もFacebookが自由に利用できるという条項を含めました。これに対する反発を受け、Facebookは全ユーザーを対象とした投票を行い、利用規約の改定を承認しました。投票には30パーセント(約6600万人)のユーザーの参加が必要とされ、それ未満の場合は勧告とみなされました。結果として、有効投票は66万票(0.3パーセント)しかありませんでしたが、その大半が新しい利用規約を支持したため、Facebookは新しい利用規約を採用しました。
  • 2012年:2回目の投票が行われましたが、有効投票は34万票(0.04パーセント)しかなく、新しい利用規約を支持したのは15パーセントに過ぎませんでした。しかし、投票率が30パーセントを超えなかったため、この結果は拘束力がなく、Facebookは新しい利用規約を採用しました。

参加者の無知無関心直接民主制の妨げ