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以下、僕の考察: 人類史の長い範囲において、大部分の人間は「自分のために働いてくれる他者」を持たなかった。 一部の人間だけが例外的にそれを持っていた。例:

  • 奴隷を所有することが一般的だった古代ローマ
  • 武力や宗教に基づく神授王権などによって民衆を統治する権利を獲得した君主
  • 資本による生産性強化と、拡大再生産によって大勢の従業員を獲得した資本家

コンピュータは「自分のために働いてくれる他者」になりうる存在であり、 自分のために働かせるために一連の知識が必要、それがここでComputational Thinkingと呼ばれているものだと思う。 一方、君主制において君主が民衆をうまく働かせるための一連の知識が君主論であり、同じ構図。 だから「Computational Thinking君主論」となる。

関連: 君主論 - Wikipedia