エンジニアの知的生産術と体育型授業社会的トリガーエンジニアの知的生産術をScrapbox化したいプロジェクトが再燃した。

現時点でのまとめ

  • 続きものとして読むエクスペリエンスを求める人は書籍版を読めばいいので順番の維持はこだわる必要がない。
  • 一つの書籍に複数人で書き込みをするというのはかなり普通の読書のメンタルモデルから離れてるので難易度高い。
  • 書籍にない「キーワードであちこちとつながっている」こそがScrapbox本の顧客価値、という仮説をまず検証すべき。

  • Scrapboxに「作成日時の古い順ソート」があれば、書籍の各ページなどを順番に投稿していけば順に読めるのではないか

    • 増井 俊之 “Date created” のソートじゃ駄目ですか?
      • それが逆順になればいいなぁ、と。今は新しい順だから後から作られたページが上に来てしまいます。
  • Scrapboxに書籍を入れる実験、あんまりうまく行ってないのは明らかにリンクが足りないせい。

  • あと、やはり「書き込んで良いのかな」という気持ちになると思うので書き換え方のサンプルを示した方が良いのかも。

  • 脚注は流れを邪魔したくないが近くにいて欲しいからページ末にいるのが正しい。

  • いま章に目次を置いてしまっているので末端ページからのリンクがいきなり章に行くが、これは民法マップ的には正しくなくて、脳内地図ができるまでは手間でも道を辿るべき。

    • 階層状になっているものを読む場合には大きなくくりから小さなくくりへと順番に降りていくことで全体の中での位置を把握すると良い、という趣旨でした。
    • 「エンジニアの知的生産術」をScrapboxに入れてみたのですが、章の階層の次がすぐに階層末端になっていて、最初にそう作った時は「なんどもクリックして辿るのは面倒だろうから」と思っていたのですが、今は「なんどもクリックして辿ることが位置付けを刷り込んでいくために重要なのでは」と考えを改めた、という状態です。
  • 続きものとして読むエクスペリエンスを求める人は書籍版を読めばいいので順番の維持はこだわる必要がない。

  • 書籍にない「キーワードであちこちとつながっている」こそがScrapbox本の顧客価値、というのがまず検証すべき仮説。

  • 複数人で書き換えられると面白いのではないか、という仮説は共同編集システムであるScrapboxでは自然な発想だが、一つの書籍に複数人で書き込みをするというのはかなり普通の読書のメンタルモデルから離れてるので難易度高い。

    • 増井 俊之 小説をScrapbox化して共同編集しながら読んでみたことありますがとても楽しかったです。似た環境の人間で共同作業なら問題無いんじゃないですか?
      • 僕の関心は知的生産性の向上なので、小説だとか楽しいだとかはスコープ外です。
  • やはり共同編集にしてしまったことで大規模な改修を躊躇うようになったことは問題で、まず一人で実験した方が良いか