from 新しい交換様式 新しい交換様式での知識の交換がprofitableであるとはどういうことか？

• 消費されるコストよりも得られる便益の方が上回っている状態
  • コストや便益が金銭であるとは言っていない、交換様式Bで得られるのは「安心」だった
• すべての人がそうなるとは言ってない、交換様式Cにおける起業で9割が倒産するとしても成功して成長する企業が存在するなら「企業の存在する社会」が維持されるのと同じ
• 観測事実として知識を無償で公開する人がいる
  • それによって得られる多様な便益が知識を発信することのコストを上回っているから継続される
  • 便益は個別的で多様なのでどのようなものがあるのかは説明しにくい
    • 交換様式Cにおける交換で、金銭との交換が盛んに行われるようになったことによって「金銭と交換した場合の価値」でしか価値を認識できない人が増えたが、金銭と交換できないものの価値は金銭で測れない
    • よく言われる言葉「情報は情報発信者に集まる」
    • 何かを知る「機会」

もっと具体的な話

• X: 一時間のレクチャーをして資料をWebに置いた
  • 資料をWebに置く義務はなかったので、これは「贈与」
• Y: それを見た雑誌編集者がその内容を雑誌の記事にすることを打診した
  • これは交換様式Cでの交換の申し出
• XとYの組み合わせは「交換」である
  • 何と何の交換か？
    • 「公共に対する贈与」と「交換機会」の交換
  • これが、僕が「コーディングを支える技術」を執筆するに至った経緯
  • Xの段階で相手が特定されていないことに他の交換様式との違いがある
  • インターネットという「公共的情報インフラ」が生まれて「財の複製コストが下がった」ことによって可能になった交換様式

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新しい交換様式での知識の交換がprofitableであるとはどういうことか？ §

2023-09-06 10:18

ノートの要約 §

新しい交換様式における知識の交換が利益をもたらすとは、得られる利益が消費されるコストを上回る状態を指す。これは必ずしも金銭的な利益を指すわけではなく、「安心」などの非物質的な利益も含まれる。また、全ての人が利益を得られるわけではなく、一部の成功者が存在することで社会全体が維持される。知識を無償で公開する人が存在するのは、得られる多様な利益が発信コストを上回るからである。

フラグメントとの関連性 §

「知識交換の交換様式はAなのか」のフラグメントと関連性がある。ノートでは新しい交換様式における知識の交換が利益をもたらすと述べており、フラグメントでは知識交換の交換様式がAかどうかを問いかけている。これらは知識の交換とその利益についての考察を共有している。

深い思考 §

知識の交換における新しい交換様式は、物質的な利益だけでなく非物質的な利益も考慮に入れることで、知識の価値を再評価する機会を提供している。これは知識の価値が単純な金銭的な価値だけでなく、社会全体の維持や個々の安心感など、より広範な視点で評価されるべきであることを示唆している。

思考の要約とタイトル §

新しい交換様式は知識の価値を再評価する機会を提供する。これは知識の価値が単純な金銭的な価値だけでなく、社会全体の維持や個々の安心感など、より広範な視点で評価されるべきであることを示唆している。 タイトル: 「新しい交換様式による知識価値の再評価」

extra info §

titles: ["知識の消費者に良い知識は与えられない", "知識交換の交換様式はAなのか", "知識の経済学メモ", "研究部門の存在意義", "2018-01-15", "人に聞くことと検索すること", "会社の収益"] generated: 2023-09-06 10:18