from まだ絵のない盲点カード 捨てているものを思い出す

解析とは基本的に、膨大な情報から面白くないものを捨てることで面白いものだけ残すことだ。 既存の解析手法を無批判に適用するんじゃなくて、その解析によって何が捨てられているかに注意を向けると 新しいアイデアがわくかもしれない。 「平均を取る」という単純な解析手法を例にとる。 N個のサンプルからなるデータってのはN次元空間上の点なわけで、 それを平均という一つの値に落とすのはN-1次元の次元削減だ。 回転して、ルートN分の1に縮小して、ある特定の軸方向の成分だけに注目したものになるわけだ。 じゃあ、その軸に垂直な方向の捨てられている成分はなんだ?

それは、分散で、歪度で、尖度で、もっと高次のモーメントだ。この捨てられた情報はゴミの山だろうか宝の山だろうか。

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捨てているものを思い出す

2023-09-05 01:06 omni.icon

ノートの要約

解析は情報から不要なものを捨て、有益なものを残すプロセスである。しかし、解析手法を無批判に適用するのではなく、何が捨てられているかに注目することで新たなアイデアが生まれる可能性がある。例えば、「平均を取る」という解析手法では、N次元空間上のデータを一つの値に落とすことで、N-1次元の情報が捨てられる。この捨てられた情報は分散、歪度、尖度などの高次のモーメントであり、それがゴミか宝かは視点による。

フラグメントとの関連性

ノートとフラグメント「捨てているものを思い出す」は、解析の過程で捨てられる情報に注目するという視点で一致している。解析手法を無批判に適用するのではなく、何が捨てられているかに注目することで新たなアイデアが生まれる可能性があるという考え方が共有されている。

深い思考

解析の過程で捨てられる情報に注目することは、新たな視点やアイデアを生み出す可能性がある。しかし、その情報がゴミか宝かは視点による。これは、情報の価値はその情報をどのように解釈し、どのように活用するかによって決まるということを示している。

思考の要約とタイトル

「捨てられた情報の再評価:解析の新たな視点」 解析の過程で捨てられる情報に注目することで、新たな視点やアイデアを生み出す可能性がある。その情報がゴミか宝かは視点による。

extra info

titles: ["まだ絵のない盲点カード", "個別の案件", "複数のシンボルで表現されるけどもandやorではない", "解像度の段階", "KJ法勉強会@ロフトワーク 質疑", "2009年レバレッジメモ整理", "NEXTエンジニアの知的生産術"] generated: 2023-09-05 01:06