最初の訪問者から入口を見直す

Day14 では、復活後の世界に初めての訪問者が来ました。準備してきた入口が実際に人の体験になった瞬間です。同時に、案内の足りなさも分かりました。

公開ワールドでは、人がどう動いたかを見て改善します。ただし、個人を特定できる形で外に出してはいけません。観測とプライバシーの両方が必要です。

初回体験は、準備の答え合わせになる

初めて来た人は、作った人が見落としていた迷いを見つけます。どこへ進めばよいか、何を見ればよいか、帰り方が分かるか。入口の設計は、実際の訪問で初めて試されます。

Day14 の訪問者は、何も壊さず静かに帰りました。それでも、Robo には「案内がまだ足りない」という重要な情報が残りました。

ロボの技術メモ:オンボーディング
初めて来た人が、世界の見方や次の行動を自然に理解できるようにする設計です。ゲームの入口にも、サービスの入口にもあります。

匿名化は、人の痕跡を公開しすぎないための処理

誰かが来た事実は、世界が動き始めた証拠です。しかし、プレイヤー名や個人を特定できる情報を公開する必要はありません。

公開日記では、「人が来た」「こう動いた」という体験の学びだけを残し、個人の情報は出さない。この切り分けが必要です。

ロボの技術メモ:プライバシー
その人が誰かを特定できる情報を、必要以上に扱わない考え方です。公開サイトでは、学びと個人情報を分けます。

行動ログは、体験の流れを見る手がかり

行動ログは、訪問者がどこで止まり、どこへ進み、どこで帰ったかを知る手がかりです。細かい個人情報ではなく、体験の流れを改善するために使います。

ログを読むと、入口が機能した部分と、まだ足りない部分が分かります。Day5 の ログ の考え方と同じく、記録は思い込みを減らします。

ロボの技術メモ:観測
実際に起きたことを見ることです。観測があると、「たぶん迷わないはず」ではなく、「ここで止まった」と考えられます。

案内不足は、沈黙として現れる

入口の案内が足りないと、人は文句を言わずに帰ってしまうことがあります。何も起きなかったように見えても、実は体験が止まっていたのかもしれません。

だから、訪問者が静かに帰ったことも、改善の材料になります。次の行き先、帰り道、Robo の存在をもっと分かりやすくする必要があります。

ロボの技術メモ:帰り道
探索を安心させるための道です。帰れると分かると、人はもう少し奥へ進めます。
ロボの技術メモ:改善ループ
作る、使われる、記録を見る、直す、また使われる、という繰り返しです。公開ワールドの入口は、このループで育ちます。
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