論理共感覚
- 読み: ろんりきょうかんかく
- 種類: 造語
一言要約
論理に対する共感覚。論理に「見た感じ」「触った感じ」のような感覚が伴う認知特性。宇田川氏が自分の能力として説明している。
詳細
本人の自己説明:
- 外界から得た情報を「心の中の粘土」のようなものにし、それを眺めたり弄ったりするように思考できる。
- 美しい論理は美しく見えるし、触り心地がいい。
- その感覚だけで(言語に頼らず)複雑な思考を組み立てられる。← 高度非言語思考 を支えている能力。
- 議論をしていても「この人の考え方、あの辺にざらつきがあるな」と論理的不整合が直感で分かる。
- 共感覚(音に色を感じる、など)の一種という位置づけ。
気付き:
- 10代半ば、2ちゃんねるで議論をふっかけていた時期に、相手の論理的脆弱性が「手に取るように分かる」自分に気付いた。
遺伝的仮説:
- 父親は数学だけ異常に得意で他の勉強が苦手。「父では数学に活かされた論理共感覚が、私ではデライト開発に活かされた」。
- デライトのデザインには数学的感性が反映されており、ユーザーには数学ができる人が割合的に多い印象がある([KaTeX] 記法も実装されている)。
先行概念
共感覚(synesthesia)は確立した研究領域で、抽象概念に空間性・触感を感じるタイプも報告されている。
- 共感覚一般: Galton(1880)の number form 報告以来、神経科学・心理学で研究蓄積がある。
- Spatial-sequence synesthesia: 数列・カレンダー・順序概念に空間配置を感じるタイプ。
- Conceptual synesthesia: 抽象概念に色・形・触感を感じるタイプ。「論理に触感を感じる」はここに含まれうる。
- Mental imagery と aphantasia / hyperphantasia: 視覚イメージの個人差研究。
- Bouba/kiki effect(Köhler, 1929): 抽象的形状と音感が対応する現象。論理共感覚に近い「抽象 → 感覚」の連合。
宇田川氏の独自性:
- 「論理に対する共感覚」という限定された言い方は新しい組み合わせ。
- ただし、「抽象的・論理的な内容に触感や視覚を感じる」という現象自体は、共感覚研究や哲学的内観報告(数学者の自己報告など)で既に知られている。
- 自分の能力としての主張なので「新概念」として提示するのは、共感覚研究との接続を欠いた孤立した語り方になっている。
関連用語
ソース
- villagepump-デライト.2hop.md (Page: 論理共感覚)