手のひらに大脳を

  • 種類: 造語(キャッチコピー)

一言要約

デライトのキャッチコピーのひとつ。「セカンドブレインならぬ ニューブレイン の表現としてこれ以上のものはないかも」と本人。「手のひらを太陽に」にかけている。

先行概念

「外部装置を脳の拡張として扱う」発想は、認知科学・哲学・PIM の長い伝統がある。

  • Memex(Bush, “As We May Think”, 1945): 「個人外付け記憶」の最初期ビジョン。最も古典的な「セカンドブレイン」の祖型。
  • Extended Mind hypothesis(Clark & Chalmers, 1998): 外部メモやノートも「心の一部」として扱う哲学的立場。手帳・PC が認知の延長であると主張。
  • Distributed Cognition(Hutchins, 1995『野生の認知』): 認知が脳の内側に閉じず、人・道具・環境にまたがって分散する視点。
  • Tiago Forte『Building a Second Brain』(2022): 「セカンドブレイン」という言葉を普及させた書籍。デルン構想(2002)の 20年後、デライト公開(2020)の 2年後 に出版。宇田川氏が セカンドブレイン症候群 として批判している対象。
  • Knowledge Augmentation / Intelligence Amplification(IA)の系譜: Doug Engelbart “Augmenting Human Intellect” (1962) など、ITで人間知能を拡張するビジョン。

宇田川氏の独自性:

  • 手のひらを太陽に」へのもじりという日本語語感での貢献。
  • セカンドブレイン批判から「ニューブレイン」への切り替えは宇田川氏独自の整理。
  • 発想そのものは Memex 以来の文脈で、新規ではない。

先行概念マッピング

関連用語

ソース