@ochyai: もし10秒で査読に5日かかる論文を生成できるとするならば,我々は本当に論文を読むだろうか.120秒で60分の音楽アルバムが生成される時代に60分かけて音楽を聴くだろうか.情報の消費活動の主体がコミュニケーションにあるならば我々は静的パッケージから動的インタラクションに移行するだろう.

AIによるコンテンツ生成の文脈とは独立に、静的パッケージから動的インタラクションへの移行は進んできているように思う。

僕の視点からの見え方では書籍というレガシーフォーマットラガードのための商品。これが静的パッケージ。 一方で従来型のSNSは動的インタラクションだが、情報の寿命がとても短く設計されて、情報の蓄積や再利用が困難。 そこでScrapboxで静的パッケージではない「動的な情報ネットワーク」の形での情報の蓄積を行い、リアクションはTwitterのエゴサーチで拾うという形をしばらくしてきた。 ここ数年はScrapboxのSNS的利用の活発化によって、Scrapboxとリアルタイム性のためのクローズドなチャットで良いのでは?となってきている。