Scrapboxなどでページを細かく刻みすぎること
- ノートが断片的すぎると、つながりが見えにくくなる。
しばしば、実際に最適な粒度よりも小さい粒度を適切だと思い込んでしまう
- たとえば/dominionを作った当初、僕は「カード単位のページ」が適切だと思い込んでいた
- 例: /dominion/輝く贈り物
- カードごとにサムネイルが表示されてトップページの一覧がカッコよくなるという点ではその粒度にもメリットがある
- 知識のネットワークとしては刻みすぎ
- 「拡張:同盟」の全カードのページを作り終わった段階で「これを全拡張に対して行うのは楽しくない」と感じた
- 10枚のカードからなる「サプライ」の話を書き始めて面白くなった
- [/dominion/Allies for Beginners](https://scrapbox.io/dominion/Allies for Beginners)
- 10枚のカードが相互作用する状況で何を考えるかという話
- カードが密に相互作用している
本当なつながっているものを切り離してしまうのは早すぎる抽象化ではないか？
細分化される前の文章は前後の文章に対して強いリンクを持っている
- クリックして少し待ったりすることなく視線を動かすだけで両方が脳に入っている状態を作ることができる
- なので「ページ内の隣接」はScrapboxの普通のリンクよりも強いリンクである
- 細分化するとこの強いリンクが寸断される
- 寸断したままでは良くないと考えてページ間にリンクをつけようとする
- この時に「適切なリンク構造を事前に知らない」にも関わらず「今すべてにリンクをつけなければ」というプレッシャーを感じて「雑なリンク付け」を行ってしまう
- たとえば各カードとそれが含まれている拡張セットの間にリンクを張る
- 素朴な階層的リンク構造
- たとえば各カードとそれが含まれている拡張セットの間にリンクを張る
- 適切な分類方法がわからないのに分類しようとして雑な分類をしてしまうのと同じ
- ならば「分類しようとしないで、まずは一箇所に集めよう」と同じ原理で「刻もうとしないでまずは一ページにまとめよう」も成立するのでは
