4mimimizu: 来週、ある企業向けに「ビジュアルシンキング講座」を行う。 当初の依頼は、「グラフィックレコーダー養成講座」だったけれど、話を聞いていくと、レコーダーが持っているリアルタイムに描き出す際のビジュアルシンキングのスキルが必要なのだと感じ、方向性を変更した。

4mimimizu: 「グラレコできるようになりたい!」という声を聞いた時… →棒人間を素敵に描きたい →イベントで一回やってみたい →ちょっとしたイラストが描きたい →ノートを描きたい →ファシリテーションに使いたい →ビジュアル思考をしたい →ビジネスに使いたい 本当にバラバラなのでヒアリング大事。

4mimimizu: 「グラレコできる」は「英語できる」くらい色々な幅があるのだと思う。 挨拶ができるレベルから、複雑な交渉を行うレベルまで。 間口は広くしたいけれど、果てしない視覚言語の奥行きや可能性を見せ続けることを大事にしたい。

4mimimizu: ビジュアルシンキング、日本では、なんとなく絵を描くながら考えるというイメージになってるけど、何をどのように思考することがビジュアルシンキングなのか?という部分はまだまだ明らかになっていないように思う。機械的に絵を描くこと=ビジュアルシンキングではないような気がしてる。

4mimimizu: 「グラレコするとロジカルになる!」という言説もあるけど、絵を描くハンドスキルと思考方法は繋がってるようで別競技に感じてる。元々ロジカルだった人の思考が、ビジュアルで見えるようになるのと、ロジカルな人が絵に翻訳する作業が珍しいので、グラレコ=ロジカルという感じに見えてるのかも。

4mimimizu: 「グラレコ」が広まることは嬉しいけど、「グラレコでロジカルになる / 稼げるようになる / 生き方が見つかる」など、そこにある技術以上の期待が集まってるのを見ると苦しくなる。グラレコにできることはグラフィックレコーディングのみ。思考方法やビジネスマインドや生き方は別で見つける必要ある。

4mimimizu: 「デザイン思考」が謎の期待を集めすぎて、存在しない銀の弾丸に崇められてしまい、勝手に失望されていく流れを一通り見ているので、自分の周りで観測された「グラレコ」に謎に集まる期待はその都度解体していきたいなぁと感じてる。

rkmt: これですね..

関連