相対化を失敗している興味深い事例

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  • これに対して「討論はそんなものじゃない」「それは口論だ」みたいな反応をする人がいて面白い
  • 「左側はネガティブであって、右側に変えていこう」という趣旨には異論はないのだろう。
    • 「左側にも良いところがある!」という主張ではない。
  • 左側最上列に「討論」と書いていることが気に食わないらしい。
  • その結果「違いがあれば攻める」をしている。
  • 「自分の考える『討論』という言葉の意味」を越えず、「『討論』という言葉の意味はXである。Yの意味で使うのは間違いだ」と主張する。
    • 「自分の解釈が絶対的に正しい」という考え方であって、「解釈の仕方は色々ある」という相対化ができていない。
  • 「Yの意味で『討論』を使う人もいるのだなぁ」と変わることができない。
  • もし日常の会話でもこういうスタイルなのなら、きっとその人の周りは「気まずい雰囲気になる」だろうなぁ。
  • つまり左側がネガティブだとわかっているのに、自分は左側の行動を取っている。

余談

  • 左側と右側は「相対化ができてない/できている」とも言える
  • この事例はメタで面白い
  • 自分と異なる単語の使い方をする人は世の中に無数にいる
    • 目についた1人と議論をして、相手の単語の使い方を自分の使い方と同じにできたとして、それに何の実益があるか。
    • 今後継続的に一緒にプロジェクトをやるなどの場合は、今後の齟齬のリスクを減らすために、序盤で言葉の使い方や目指す方向性などについてじっくり話すのは有益。
    • ネット上でたまたま目にしたものに対して議論をする人には何のメリットがあるのか?
      • 戦いに勝ったという達成感?
    • 不毛な活動なので避けるべき
    • そういう不毛な活動を、不毛だと理解しないでやってしまう人を見た時に、どうするべきか?
      • 「そういう人もいるんだなぁ」かな?

#自己の相対化