shokaiによるScrapboxの哲学

  • テキスト中の重要箇所は装飾で強調するべきではない
  • ページタイトルの工夫、ページ冒頭や段落冒頭への移動をするべき
    • それを支援するためにアウトラインエディタ機能がある
  • 1ページの中で構造を頑張る必要はない
    • 細かい話を別ページに切り出す
      • Scrapboxには選択範囲を新規ページに切り出す機能がある
    • 「1ページにトピックが乱立した巨大ページ」は再利用性が低くリンクが生きない

関連と考察

  • パラグラフライティングの「段落の主張を、冒頭一文に書く」という原則によく似ている
    • ページの冒頭にもページの内容を書く
    • こうすると、読み返すときのコストが下がる
  • 「1ページにトピックが乱立した巨大ページ」
    • 単一責任の原則に反したクラス」に似たものを感じる
    • 文書にも「単一トピック原則」がある、と考えるのが良いかも
    • ページタイトルが適切につけられないのは、ページが複数のトピックを含んでいるため
    • 適切なタイトルをつけられなかったページは再利用されない
    • 文書にも「よくリファクタされた状態」がある

ソース https://twitter.com/shokai/status/1295187895767031808?s=21

  • 「Scrapboxで整理するのもアリな気がしてきたな(記法が慣れないんだけど)」

  • scrapboxは基本的には箇条書きで書いて、[ ]で囲んだらリンクになり、リンクのつながりから関連ページリストができるという事以外は全て本質ではないので、記法は覚える必要は無いです
  • 本質ではないという言い方は語弊があるな。
    • 文字を大きくしたり装飾したりする事は文書全てにおいて本質ではないと(私が)勝手に思っているだけ
  • テキスト中の重要箇所は装飾で強調するのではなく、段落の先頭に移動させたり、あるいは段落の構造を練ったり、ページタイトルを修正したりして再構築するべき - だから文字装飾は本質ではない。
    • そのためにアウトラインエディタっぽいの行・段落の編集機能があったり、ページタイトルを変更したら他ページの文中のリンクも書き換えたりする機能がある
    • 細かい話は別ページでやるために範囲選択して新規ページに切り出したりとかも。
  • 1枚の文書の中でがんばって構造を構築する必要はない
    • それをやりはじめると1ページにトピックが乱立した巨大ページができて再利用性が低くなってリンクが生きなくなるから
  • リンクが主軸のシステムに文字装飾はいらない
  • みんな他人よりも自分の話の方が重要だと思ってるから、複数人で使うシステムでは、重要箇所を強調表示したりし始めると強調だらけになる
    • 主張したい事があるなら別ページに書いてリンクした方がよくない?となった