久池井 淳 若者は同様に「老人は学習能力が低い、あるいは新しい情報に、疎い」とバイアスしていて、自分のほうが叡智に近いと勘違いする そして、この現象は、自分のほうが正しい情報に、接していられるというロジックに基づいた行動なので、同種のものだ。

これは良い切り口と感じた この二つは同じ構造を持っている

  • 老人が「若者」に対して「時の試練を耐えた正しい情報を知らない」と決めつける
  • 若者が「老人」に対して「最近新しく生まれた正しい情報を知らない」と決めつける

どちらも「自分は正しい情報を持っていて相手は持っていない」と考えることによって、自分がまだ知らない情報を相手から得る機会を失っている。

「若害」という言葉の発明

増井 俊之 MarkDownしか知らない若者が「MarkDownサイコー!」と言うのは「若害」ではないのか?

上で書いた構造対比が理解されてなくてコメント欄では批判されてたけど

  • 「『老害』と同じ構造が若者にも発生する。これは『若害』では?」 という部分は素晴らしい造語力だと思う。

このコメントもとても良い

塩澤 一洋: 僕も2012年にMarkdown を知って使い始めた時は「Markdown サイコー」と感激してました。でもそのステップがあったからこそ、2017年にScrapbox記法に出会って「Markdown は平凡以下だった。もっとはるかにサイコーなものが発明されていた!!」と感嘆いたしました。平凡なもので喜んでる方々にも「ここにステキなものがあるよ」って、これからも微力ながら伝えていきます😊

from 思考の結節点2022-03-11

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