論文を書くことや書籍を書くことは自然言語による実装で、プログラムを書くことはプログラミング言語による実装。人間の脳と、コンピュータのCPUアーキテクチャの違いによって、適切な知識表現のフォーマットが異なっているという状況。 しかしコンピュータの側に異なるアーキテクチャのGPUが生まれて、「異なる仕組みの演算装置が組み合わされているシステム」に対するプログラミングが行われるようになってきたのと同じように、「人間とコンピュータによって構築されているシステム」に対するプログラミングが本来行われるべきなのではないか。 グループウェアの開発においてCPUに対するソフトウェアの実装だけにフォーカスするのではなく、人間を含むのシステム全体としての設計実装が必要なのではないか。

社会実装」という言葉があるが、コンピュータと社会の間にはもう少し細かいレイヤーがある。 2018-08-16