ktowhata自己肯定感」についての本を色々と読んでいるが、基本的には自分で自分を肯定するための工夫が紹介されている。しかし、自己肯定感が問題になるのは、自分への攻撃が強まったときであるのだから、本当に重要なのは自己肯定を強化するのではなく、自己否定和らげることであるように思う。

ktowhata 自己否定の声はロジックがシンプルかつ強固なので、反論しにくい。だから、役立つのは他人の声だ。他者が案外無関心で、厳しくないことはチェーサーの水のように自己否定の濃度を下げてくれる。この意味で、自己肯定感本の自分でできる工夫は、他人にしてもらうとよい工夫で補われる必要がある。