hkawai3: 「なんかすごいものを作って世間から評価されたい」って思う人はきっとたくさんいると思います。その時に「だから世間が求めているものを作ろう」ってなれば、打率は5割を超えるかもしれません。・・・一方で「自分が作りたいものを作る」という方針もあります。

  • hkawai3: 自分が作りたいものを作った場合、きっと打率は相当に下がるでしょう。1割か2割かもしれません。・・・しかし自分があまり必要を感じていないものなんて、うまくできたところでたかが知れています。それにそんなものはあなたが作らなくても他の誰かがそのうち作るのです。

  • hkawai3: それならば、私はやはり「自分の作りたいものを作る人」を応援したくなります。それは無事に完成しても微妙な結果になるかもしれません。いや私の経験ではほとんどがそうなります。・・・打率1割とはそういうことです。だからいいんです。そんなの承知の上です。

  • hkawai3: 打率が高くないのなら、何度も挑戦すればいいんです。それだけのことです。・・・打率を上げるためにたくさん妥協して、それでも失敗することはもちろんあるわけですが(100%ではないから)、その時に納得できますか?私は、自分の好きなようにやってそれでだめだった時のほうがずっと納得できます。

nishio: 失敗することを恐れる傾向の強い人がいて、そういう人は打率を上げるためにどんどん妥協する。その結果自分自身のやる気を保てなくなったり、成功して得たものが「ありきたりのもの」になったりする。長期的に見ると失敗まっしぐらなのだけど、近視眼的に失敗回避に集中しすぎて大局が見えていない > 打率を上げるための妥協

hrjn: 文脈は違うけど、このモチベーションの差は重要だと思う。人間はモチベーションの違うことをできるほど器用ではない。 いろんな経営者と話ししてきて手伝ってるけど、結局やりたいようにしかやらんことの方が多い。人を大切にしたいやつは人を大切にしかしないし儲けたいやつは儲けることしかしない。

「なんかすごいものを作って世間から評価されたい」って思う人…一方で「自分が作りたいものを作る」という方針もあります。

  • hrjn: なんで、結局何したいの?とか本当にそれやりたいの?とかはちゃんと聞くようにしている。ゴールが一致しない仕事することほどアホなことないのよね。

  • けど、割とそこに素直になれずに外向けに飾った説明しちゃう人多いのよねー。聞いてると「あ、嘘ついてんな」って結構わかるんだけども。

  • hrjn: 例えば、本当によくあるケースで会社のビジョンと今の事業の状況を聞いてかなり矛盾してることはよくある。パッと聞いてすぐわかるんで「おかしくない?」って聞くと「実は投資家がこれに前向きで致し方なく」みたいなことよくある。正直にいう人はまだ信用できるしやりようはあるのよね。

  • hrjn: ステークホルダーが全員利害一致することなんてレアだし、あっちにはあっちのファンドの都合があるわけなのでなんとなく無理のない範囲でストーリー合わせてく行いは重要である。これはみんなのためになる。

  • めんどくさいのは、矛盾したまま突き通そうとするタイプでこれが辛い。

  • hrjn: あっちの人とはAで握ってるのに社内向けにはBで説明して本当にやりたいのはCみたいなぐちゃぐちゃな状況になる。ABCが嘘でも擦りあってないのでコストが単純に積み上がる。なのに、どれもコミットが中途半端なので実績が出ない。実績が出ないとまた違うところにDとかEとか説明し始める。悪循環。

  • hrjn: 人の数だけモチベーションがあるので、これが矛盾することは仕方がない。けど、ここに向き合わずに八方美人を繰り返すとコストが積み上がって過労やらバーンレートやらいろんなところに歪みが出る。

  • この無駄を出来るだけ少なくするためにもモチベーションの意識的な整理は重要。