golden_lucky: 顧客が必要なのは速い馬じゃなくて自動車かもしれないという論と、顧客が欲しいのはドリルじゃなくて穴かもしれないという論は、それぞれどこが違うのか考えている
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golden_lucky: 顧客が必要なのは情報ではなく本を購入する体験、という論もあり、この論を暗に採用している出版社というか企画者は多いと思う
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golden_lucky: どんなにコミュニケーションを尽くしても、速い馬を購入した人の一部は自動車を買えばよかったと思うだろうし、自動車を購入した人の一部はやっぱり速い馬がよかったと思うだろう。顧客が欲しいのが速い馬なのか自動車なのかを事前に見極める努力に価値はあるとして、やはり結果論な気がする
AntiBayesian: どこも変わんなくて、例えば私のツイートでもそうですが、速い馬が欲しい理由が「速く移動したい(速ければ馬でなくても良い)」のか「乗馬レースで勝ちたい(馬より速くても馬でないなら意味がない)」のかを明らかにしましょうって話ですね
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AntiBayesian: ここで問題なのは、顧客やエージェントが「速く移動する手段といえば馬しかない」と決め込んでると馬の品種改良しか手がなくなるので、発想を自由にしましょうというのと、逆に我々はジェット機すら知ってるから馬より速いものが思い浮かびますが、現状馬が最上の時この世にない何かを発想できるかです
golden_lucky: 前者は「顧客の要望を文字通りに実装してもイノベーションは起こせない」という話、後者は「顧客は自分が本当に必要なことを知らないから提案しなければならない」という話で、文脈がぜんぜん違うのだな twitter.com/golden_lucky/s…
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AntiBayesian: おっしゃる内容は私の解釈とはかなり違いますけど(「お前の解釈は間違ってる!」と主張したいわけではないです)、色んな解釈出来る良い寓話だなって感じですね。
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私の解釈では、二つの話の山の頂上は同じで、ルートが違うかなって感じです
僕もgolden_luckyの区別にはあまり意味を感じなくてAntiBayesianの「二つの話の山の頂上は同じ」に共感するのだけど、僕なりの言葉で表現するなら…
どちらも「穴」とか「速い馬」とかの「物」に注意が向いてるけど、それは製品という物に注意が向いてるのとあまり変わってない 顧客が本当に必要だったものとか何が欲しいかという表現がミスリーディングで、本当に大事なのは顧客は物が欲しいのじゃない
速い馬が欲しい理由が「速く移動したい(速ければ馬でなくても良い)」のか「乗馬レースで勝ちたい(馬より速くても馬でないなら意味がない)」のかを明らかにしましょうって話ですね 「速く移動したい」も「レースで勝ちたい」も物ではない。暗黙に「物」に限定する思考が視野狭窄
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