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出来高払制私案
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工場管理法
- 各種の賃金払い制度について
- 各種の賃金払い制度に課業の思想を織り込む方法
- 工場の組織について
- 単位時間の研究
- 労使関係と管理法の中心問題
- 各種の賃金払い制度について
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科学的管理法の原理
- ~の基礎
- 労使関係と工場管理
- 老子の利害は一致する
- 賃金を高く、原価を低く
- 高い能率、最高生産が大事
- 最高生産に逆行する怠業
- 怠業の原因
- 1: 能率を上げると失業者ができるとの誤解
- 生産を増せば需要も増す
- そうか?
- 労働者の酷使のことは論議されやすい
- 労働過度の物が1人いれば、わざと仕事をしないものが100人いる
- 低い賃金になるのはこのせいだ
- そうかな?
- 生産を増せば需要も増す
- 2: 不完全な管理法は怠業を奨励する
- 自然的怠業
- 日給制
- 遅い人と給与が同じなら、遅い方の人と同じペースで働こうとする
- 日給制
- 組織的怠業
- のろのろ作業しながら、相当の速さでやっているように雇用主に見せかける
- 使用者は「行員の一日の日給はせいぜいこれぐらいでよい」と頭から決めてしまうからだ
- 労使の間でだましあいが発生する
- バリバリ働くやつがいると、他の人が今までの賃金でより一層働かなければならなくなるので、働かないように周囲が抑制する
- 各工員のした仕事に精密な記録を取り、成績の良いものの日給を上げ、悪いものを辞めさせる
- 出来高制
- 精を出して働いて、工賃単価が下げられると、移行は決して使用者の立場に立って考えることはない
- 自然的怠業
- 3: 工員任せは非能率の元
- 目分量で行動することで非能率が発生する
- 1: 能率を上げると失業者ができるとの誤解
- 人類の幸福と科学的管理法
- 労使関係と工場管理
- ~の4原理
- 「精進と奨励」→工員が精進してくれないと実現しない古い管理法
- 管理者の新任務4か条
- 工員の仕事の各要素について、科学を発展させ、旧式の目分量のやり方を辞める
- 昔は工員が自分で仕事を選択し、自分でできる限り勉強したが、これからは科学的に工員を選び訓練・教育・発達させねばならない
- 発展した科学の原理にあわせてすべての仕事をやるように管理者と工員が協働する
- 仕事と責任が管理者と行員の間にほとんど均等に区分される。
- ズク運びの例
- ショベル作業の研究
- レンガ積みの研究
- 自動車用球の検査作業の改善
- 金属を削る作業の研究
- 科学的管理法の実施とその効果
- 心得
- 得られた知識をすぐ実行すべきか、研究の完成を待つべきか
- 一般にはある案が出来たらなるべく早く実行してテスト
- 改革はおもむろにやる
- 少しずつゆっくりと
- 1時に1人ずつ
- 新しい方法に利益があるということが、その1人の工員に十分納得がいくまでは他のことに手を付けない
- これを繰り返して1/4~1/3が新式に変わると、旧方式の工員が新方式の工員の受けつつある利益を見て自分もそれに加わろうとするからである
- 重役の了承
- 得られた知識をすぐ実行すべきか、研究の完成を待つべきか
- 効果とその分配
- 心得
- ~の基礎