from 日記2023-11-17

科学コミュニティ慣習人事評価

「科学」という言葉に「ある科学者コミュニティにおける慣習」とか「ある組織における研究者の評価の仕組み」とかを含めるのは「壺に入れて混ぜてしまう」だ

知的財産権 DeSci

高瀬: もともと科学には、メディチ家などのパトロンがいて、科学者達は彼らに手紙を送ってプレゼンしていたわけですよね。自分の研究はパトロンが持つ技術に役立つ、などと言って。 狩野: そのパトロンが一体どういう目線で支援していたかというと、自分の名誉を買うためだった(ピーター・ディア『知識と経験の革命』(みすず書房,2012年))…一方、名誉ではない役の立ち方が経済に資する…科学の価値って「名誉」と「お金」、本当にその二つだけなのか、という大きな疑問が湧いてきます。 科学者は時代とどう向き合うのか vol.2 若手研究者の考える科学者の“今”そして“未来”|SciREX 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業