ヒトは社会文化的進化と生物学的進化、双方の産物であるという二重相続理論 それぞれの要因は個別の選択メカニズムと伝達様式(生物学的には遺伝子であり、文化的進化の単位はしばしばミームと呼ばれる)を持つ https://ja.wikipedia.org/wiki/社会文化的進化

企業文化の変化も同じようにミームの伝達と選択メカニズムによって描写できそう

  • 会社のビジョンなるものをホームページに載せたけどそれが文化にならないケース
    • そもそもそのビジョンが社員の個々人の中で複製されているか
    • 例えばサイボウズの場合だとミームの一つとして公明正大があって、A案とB案のどちらにしようという議論になった時に「A案の方がコストは高いが、公明正大だからA案にしよう」という結論になったりする。この時に「公明正大」のミームは議論の参加者に複製される。
      • 「コストが高いが公明正大なA案を選ぶべき」「公明正大ではないがコストの安いB案を選ぶべき」の2つのミームが議論という「淘汰圧」「選択メカニズム」で選ばれる。
      • 「公明正大を軽視するミーム」がどんどん淘汰されていく。
      • これが企業文化の成立プロセス
    • オウンドメディアが共通言語を作る
      • これもミームで説明できる
      • オウンドメディアに掲載することによってミームが複製されている
      • また、社外にリリースして、それが賞賛されることによって「このミームは、社内だけで生き延びてるガラパゴス概念ではなく、外の社会でも受け入れられるものだ」という社会的証明になる

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