目的効率の名の下に多次元化して、結局効率が下がる話 目的多次元パターン 一石二鳥の罠

2016-12-03 Facebook

興味深い共通パターン

あるプロジェクトAを実行していて、当初の目的はBだったとする。 やっているうちに「お、このプロジェクトAで目的Cも同時に達成できる!一石二鳥!」というひらめきが訪れる。 その後プロジェクトAの目的がいつの間にか「BかつC」にすり替わる。 プロジェクトAのある問題Dについて、解決策がEとFの2つあり、目的Bを考えるとEがいいけど、目的Cを考えるとFがいい、という状況が起こる。 目的がいつの間にか多次元化しているせいで、選択肢EとFのどちらを選ぶか考えることに時間がかかる。

プロジェクトの目的が「BかつC」ではなく「Bが目的、Cも一緒に達成できたらベターだけどMUSTではない」だということを忘れないようにしたらよいのだろうか。

状況によってはプロジェクトの目的をCにピボットするのも手。

「Dって問題について悩んでて!」「Eって解決策はどう?」「それだとCって目的が達成できなくて~」「ああ、Cが目的なのね、じゃあFって解決策ならいいんじゃない?」「それだとBって目的が達成できないので~」「(あー、目的多次元タイプか。どっちがメインか決められてないんじゃ両方満たせるような案が見つかるまで決められないだろうな)」みたいな。