株式での納税を企業に求めること、簡潔な用語を知らないので仮に「株式としての課税」と呼ぶ
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企業は新株発行して支払う
- 税金を「現金」ではなく「株式」で支払わせるところが興味深い特徴
- 株式の形で徴税
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サム・アルトマンが、AIによってもたらされる格差の問題についてユニバーサルベーシックインカムで対処するための原資としてAmerican EquityとMoore’s Law for Everythingで提案した
議論
サムアルトマンは企業の時価総額に対して定率での課税を考えた
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時価総額と企業の生産性
- 時価総額が適切に反映してないのでは?
- アホな人間からの人気投票に過ぎない論
- ウォルマートは時価総額が大きいが、価値の創造に占めるブルーカラーの割合が大きいのでAIによる生産性向上が効きにくい
- 情報だけで問題解決ができず、問題解決のための物理的装置の開発を挟むのでディレイが大きい
- 労働市場が壊れることを心配している文脈で株式市場が壊れることを心配しないのか?
- 人間の未来予測がポンコツであることに起因して値付けにバラツキがでて取引が成立する市場
- AIが人間より良い予測性能を示したら、みなAIの判断に頼るため判断のバラツキが消滅して取引が成立しなくなるのでは?
- 時価総額が適切に反映してないのでは?
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再分配方法の再設計が必要であることに異論はないが:
- ユニバーサルベーシックインカムであるべきか?
- 原資が株式課税であるべきか?
原資
- 株式課税
- 株式課税ではなく中央銀行が金を刷ればいい
- インフレの形で「現金を持っている人」から収集する構図
再分配
- 個人の判断による再分配を促す
従業員の報酬を現金ではなく株式購入権で払うストックオプションとの関係について書こうとしたが、全然違う気がした
- 時価総額の2.5%を新株発行してその株式を国が取る場合、税負担をしてるのは企業ではなく株主なのでは。希薄化で損をするのは株主だから。
- 関連: 純利は課税済みなのに、さらに課税するのは二重取りでは論
- 二重取りが問題から利益に対する課税をやめたらいい論
- 現状でも企業が所有する不動産から固定資産税を取ってるだろ論
国が企業の株式を所有する量が毎年少しずつ増えるの、要するにゆるやかな国有化では?
そもそも解雇のしにくい日本におけるメンバーシップ型雇用はベーシックインカムでは論