「学んで有益だったことは?」って質問、長い目で見たときに有益だったものイコール広い範囲に応用可能だったものなので、必然的に抽象度が高くて、答えても質問者が受け止められないことが多いので不毛な質問かもしれない。僕の中では「正しさの相対化」「事前事後の概念」「予期せぬXの概念」(予期せぬ成功)「単語の意味の相対化」あたりが有用だったと思っている。

少し遡って考えると、次元の拡張体の拡大確率変数も有益な知識だった。体の拡大について書いていて思ったが、これもまた「数の概念の相対化」なので、「相対化」が有益なのではないか。そしてこの「相対化」という言葉の使い方自体が個人的メタファーである(単語の意味の相対化)