「多様性を増やすためには、組織のすべての成員が最少のステップをつうじて最も早いスピードで可能なかぎりいろいろな情報を利用できるように保証しなければならない」

from 知識創造企業 p.122 最小有効多様性 requisite variety

  • 複雑多様な環境からの挑戦に対応するには、組織は同じ程度の多様性をその内部に持っていなければならない
    • Ashby, W.R. (1956). An introduction to cybernetics. New York: John Wiley & Sons.
    • cybernetics
  • 最小有効多様性は、組織の全員が情報を柔軟にさまざまな形ですばやく組み合わせたり、平等に情報を利用できるようにすることによって強化できる。
    • 多様性を増やすためには、組織のすべての成員が最少のステップをつうじて最も早いスピードで可能なかぎりいろいろな情報を利用できるように保証しなければならない
    • Numagami, T., Ohta, T., & Nonaka, I. (1989). Self-renewal of corporate organizations: Equilibrium, self-sustaining, and self-renewing models (working paper). Berkeley, CA: University of California at Berkeley.
  • フラットで柔軟な組織構造を開発して各部署を情報ネットワークで結ぶのは、 環境の複雑性に対処する 一つの方法である
  • 環境の予期せざるゆらぎにすばやく反応し、かつ内部の多様性を維持するもう一つの方法は、組織構造を頻繁に変え ることである