GPT-4 released

  • nishio.icon私はプログラミングの技術に関する本を書いているのですが、言語モデルの進歩によってこのような技術書が不必要なものになるのではないかと考えています。この点に関してどのような考え方があるでしょうか?
  • GPT.iconプログラミング技術に関する本が不必要になるかどうかについては、いくつかの観点があります。言語モデルの進歩は確かに情報収集や解決策を提供する上で有用ですが、技術書にはまだ重要な役割があります。
    • 構造化された知識の提供:
      • 技術書は、トピックに関する構造化された知識を提供します。言語モデルは質問に対して答えを提供できますが、全体的な概念や関連する情報を網羅的に学ぶためには、技術書が優れています。
    • 著者の専門知識:
      • 技術書の著者は、その分野の専門家であり、独自の視点や経験を提供できます。言語モデルは多くの情報源を組み合わせることができますが、個々の専門家の深い理解を反映することは難しい場合があります。
    • カリキュラムと学習の進行:
      • 技術書は、段階的なカリキュラムと学習の進行を提供し、読者が理解を深めるための助けとなります。言語モデルは特定の質問に答えるのに適していますが、学習プロセス全体をガイドするのは難しい場合があります。
    • 更新と維持:
      • 技術書は、定期的に更新されることで、最新の情報やトレンドを反映することができます。言語モデルは、訓練データに基づいて回答を生成しますが、常に最新の情報が反映されるわけではありません。
    • 最終的に、言語モデルの進歩がプログラミング技術に関する本の需要を減らす可能性はありますが、技術書には依然として重要な役割があります。どちらも互いに補完する形で、知識の習得やスキルの向上に役立てることができます。
  • nishio.icon全体的な構造の知識が有用かもしれないですね。言語モデルの進歩によって高速に移動することはできるようになるが、どこに移動するかを考えることは人間がやらなければならない。考えるためには広域の地図が必要。
  • GPT.iconおっしゃる通りです。言語モデルは特定の質問に対して迅速かつ正確な回答を提供できる能力がありますが、全体的な構造や知識の広がりを理解するためには、人間が主導して学習プロセスを進める必要があります。
    • 広域の地図に例えると、技術書や教材がその地図を提供し、読者はその地図を基に目的地や進むべき道筋を決めることができます。一方で、言語モデルは道案内の役割を果たし、途中で迷ったり、詳細な情報が必要な場合に助けを提供できます。
    • このように、技術書や教材は全体的な構造や知識を提供し、言語モデルはそれを補完する形で具体的な質問や問題解決に役立てることができます。両者の組み合わせによって、効果的な学習やスキル向上が可能となります。
  • nishio.iconそう遠くない未来に地図の役割も巨大な言語モデルが行うようになると思う。
  • GPT.icon確かに、言語モデルの進歩が続くと、将来的には地図の役割も言語モデルが担う可能性があります。言語モデルがさらに洗練されることで、構造化された知識や学習カリキュラム、全体的な概念の理解を提供できるようになるかもしれません。
    • しかし、そのような未来においても、人間の専門家や教育者が重要な役割を果たすことは間違いありません。彼らは言語モデルの改善やカリキュラムの設計、さらなる知識の発見や研究に貢献できます。
    • また、言語モデルがどれだけ進歩しても、人間が持つ独自の視点や経験、創造性は言語モデルには再現できないものがあります。それゆえ、技術書や教材は、専門家や教育者による独自の見識や知識の伝達の手段として引き続き重要な役割を担うでしょう。
    • 最終的に、言語モデルが地図の役割を果たす未来でも、人間と言語モデルが協力し合って学習プロセスを進めることが、最も効果的な方法となるでしょう。
  • nishio.iconうーん、嘘くさいなぁ。

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