2019-04-18 人間の思考のバッドパターン 「Xとはなんだろう?」→「XとはYである!」
本人は何か高尚なことを言ったようなつもりになっているが、実質的に中身がない
- 「XとはYである」を検証する手段があるか?
具体例
- 消化とは何かを考えていた
- 具体例: ある手法が有益であるという場合に、その手法を有益にしている原理があるはずで、それを取り出したいのだな。「書いて消えなくする」「一覧性を高めてインプット速度を上げる」「ボトムアップにグループを作ることで情報を圧縮する」などなど
- これを見て「消化とは抽象化だ!」と思った
- この思考が無益なのではないかと思った
- 「消化とは抽象化だ」という表現は現実の問題に応用できるだろうか
- 「抽象化」という言葉に一足飛びに進んだのが過度の抽象化
- ある具体的な「手法の実装」のうち、最終ゴールではなくサブゴールを達成するためのサブ手法がある
- 「情報を消えなくする」というゴールのために「書き出す」
- 「情報のインプット速度を上げる」というゴールのために「一覧性を高める」
- 「情報を圧縮する」というゴールのために「ボトムアップでグループ化する」
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