CUMOT2018で中山 心太が「手書きの図は手抜きに見えるのでは」と指摘した。
まず「最初から完璧を目指さない」の原則によって、思いついたことのアウトプット時点では手書きで書いてる。
- この時に「これがこのままスライドに入ったら手抜きに見えるのでは?」などの思考は全然発生していない
- とにかくアウトプットして消えなくすることが最優先
- これがやりにくいとアウトプットの足かせになるので、パワポで直接スライドを作り始めることは稀
書き出しによって話すことの全体像が見えてから、次に、講演までの限られた時間で質の改善をする。
- 手書きの文章をスライドに起こしたり
- 全体像とのバランスで時間が配分されるので、手書きを清書するのは後回しになる。
- 手書きの清書は時間がかかる
- 文章の清書の方が時間当たりの質の改善が大きい
- Done is better than perfect
時間内に手書きの清書が行われない場合
- 「講演の目的は伝えたいことを伝えることである」という理由でその手書きが取り除かれることはない
という思考の流れで手書きスライドになってる気がする
一番最初に手書きスライドをしたのはいつだろう? すぐ見つけれらたのは2010年のこれ https://www.slideshare.net/nishio/ss-5019563
- スライド自体には手書きの図はなく、講義をする過程で口頭でうまく伝わってない雰囲気だったところをホワイトボードに手書きで解説し、それをその場で写真を撮って事後的に公開用スライドに追加した
- おそらく僕が手書きの図をスライドに入れた最初もしくはかなり初期のものだろう。