性善説性悪説誤った二分法

松下幸之助人間を考える p.157から

  • 絶無にできない悪をどうすればよいか
  • 悪の力とか悪の働きを見極めて、共同生活に活用、善用する
  • 悪の存在をありのままに容認して、悪は悪なりの処遇の道を考える

「人間はみんな善であるから、悪用防止の対策をする必要はない」でもなく 「人間はみんな悪であるから、悪用ができないように予防策を取る必要がある」でもない考え方。 人の中にはもあるが、その区別は一応のものに過ぎない、と考える。 善悪が固定的なものではなく「悪を善用する」という発想。

悪人善用