@komitsubo: 組織のレベルが低い所に敢えて行ってそこで外部からの学びは期待できないけど高評価されるのが幸せなのか、組織のレベルが高い所に背伸びして入ってそこで外部からの刺激はあるけどついていけず低評価をされるのが幸せなのか…ホント難しい問題なぁとこの時期は思う。

komitsubo 組織の中の色んなチームの評価を俯瞰すると明らかに正直微妙だなと思う人でも周りにその人を超える人がいないので結果的に高評価を受けている人も結構いるし、逆にこのチームじゃなければ高い評価を受けるんだろうなと思う人も結構いる。でも同じ会社だと結果は残酷で前者の方が報酬面では上回る。

komitsubo そして会社内の色々な次のステップへのチャンスってそこそこ上までいかないと基本組織内で割り当てされる事が殆どなので、前者と後者だと後者の方が明らかに能力は高いのにこういう観点でも前者の方がチャンスを多く充てられる。そこは会社内のシステムなので越境的な対応を期待するのは難しい。

komitsubo となると数年もすると能力的にはおかしいのだけれども前者と後者では報酬も待遇も大きく差が付く事が多い。それに対して後者の人は若い時期なら異動なり転職なりが選びやすいけど、いい歳になってくるとそれをしたとして今度は年齢的なフィルタでチャンスは巡ってこなくなる事も多い。

komitsubo こういう状況になると飛び抜けている人なら兎も角、そうでもない人からするとある程度のキャリアの段階で前者を選ぶか後者を選ぶかは考える必要がある。ネットでは”能力があれば年齢とか関係なく転職すればいい”と良く言うけど、そんな能力がある人はそうそういない。ほんの一握りの人の話。

komitsubo 採用側になると思うのは、いい歳になっても成果がなく報酬も微妙な人に対して”こんな逸材が何故?”みたいな事はそうそうない。そしていい歳の場合、その会社のいい歳でイケてる人と比較される。結果的にはその人達と比較されたら後者の人は次の場所でも同じような採用になるしかない。

komitsubo 一方前者は全然成長しないのかと言ったら色々なチャンスを貰えるので結果的にはいい意味で揉まれてそこそこの能力には到達する。そりゃ凄い能力になるって言う人は大器晩成型でもない限りまれだけど少なくともキャリアとしては成功体験は増えるので気分としては悪くはないのだろうとは思う。

komitsubo 会社のキャリアって中堅辺りになるくらいで自身は前者か後者かを考えた方がいい。個人的には若い頃は後者がいい派でしたが、最近は前者の方が幸せなんじゃないかと思うようにもなってきた。やっぱり低評価が続くのも辛いし、自分よりも能力がイマイチな人が評価される状況はもっと辛いと思うので。

komitsubo 何が幸せかは人の価値観次第ですが、低評価され続けるって余程メンタル強者じゃない限り辛いと思うし、そして成長には成功があった方がいいし、そしてこのご時世優秀な人は外に一杯いて接点は持ちやすいので組織に求める必要はない訳なので。そういう対比事例を最近見てしみじみ思う今日この頃です。

関連

学び評価トレードオフ