望遠で離れたところから撮ると奥行きが圧縮されて見える件をご家庭で簡単に実験 コツ

  • A4の紙に適当に電池で列を作る、十分距離を取ってる感じにする
  • カメラをA4の5倍くらい離す
  • 頭の高さがあまり変わらないような水平に近い角度にするといい
  • 被写体が画面全体にならなくていい、トリミングするので。 image
  • 人間で言えば背中に触れるくらい近くにいるようにも見える、しかし image
  • 実際にはかなり離れている
  • 足元を隠すとより一層勘違いしやすくなる

どうしてこういうことが起こるか

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  • 二次元の画像では奥行きがわからないので、人間は手前の人と奥の人のサイズの比率で奥行きを推測する
  • しかしこのサイズの比率は、奥行きの差自体ではなく、奥行きの差と視点との距離の比率で決まる
    • 同じ比率であっても、視点が遠くなるほど、奥行きの差は大きくなる
  • 生身の人間の肉眼の場合、人が遠くにいる時には目に映る像も小さくなる
    • しかしカメラで撮影して拡大するとその被写体までの距離の推測がうまくいかなくなる
    • 顔が見えてたら「顔が見えるくらいの距離」と思ってしまう
    • その結果、手前の人と奥の人の距離も短く勘違いしてしまう カメラ