nishio: 「多様性を求める派は多様性を求めない派の価値観は尊重しないのか、矛盾だ」みたいなことを言う人がいるけど、多様性を求める派は「一通りの価値観だけの世界より99通りの価値観が尊重される世界の方がいい」とのであって「すべての価値観が尊重される世界がいい」とは言ってないから反論になってない
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nishio: 「99通りの価値観がある世界より一通りの価値観に統一された世界がいい」という100通り目の価値観を尊重しません。
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nishio: 相手の主張を「相手の主張していない極端なもの」に変形してから論破するのは藁人形論法の一種だね
- ストローマン - Wikipedia
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相手の意見の一部を誤解してみせたり、正しく引用することなく歪める、または一部のみを取り上げて誇大に解釈すれば、その意見に反論することは容易になる。
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- ストローマン - Wikipedia
nishio: 昨日の多様性の話を図解しようと考えてたんだけど、なかなか難しくて、その理由は一つの話のように見えて2つのレイヤーが重なってるからなのでは、というところまで考えたんだけどまだ明確になってない
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nishio: 一つ目のレイヤーは「現状はAであり、それをBに変えたい」という矢印と「その方向の極限Zで矛盾が起きる」ということは独立の話であって後者によって前者を否定することはできない、という抽象度高めのレイヤー
nishio: もう一つのレイヤーは…あ、これが曖昧なのが良くないのだな。黒の人が同一とは限らない
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nishio: 従来の「夫婦同姓」の考え方の人に「自分は同姓がいいけど、他人は別姓でも良い」って人と「他人も同姓であるのがいい」って人がいて、後者の人は他人の選択肢を削ろうとしてるから害がある。
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つまり上記の図はミスリーディングなんだな、それがモヤっとした理由かな？
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nishio: この二つの意見は別物で、前者は「選択的」夫婦別姓ではサポート範囲に入ってるが、後者は障害であるので、この二つの立場を明確に描き分けなきゃいけない、それを一人の人みたいに描いたのが間違い
nishio: 描き直してみた
