問題解決手段はある範囲Xの状態を別の範囲Yの状態に変化させる この範囲Xに苦痛を感じている人がいて、状態の変化によってその人の苦痛がなくなると良い それが問題解決
ところがここに2つの未検証の仮説がある
- 1: 範囲Xの中に顧客がいるか
- 2: 範囲Yで顧客は満足するのか
手段Xで問題Yを解決して顧客Zを幸せにするの図を深掘りした
- XとYは変数名がオーバーラップしているのでプレフィックスに注意
- 問題には頭で考えただけの問題と、具体的な顧客Zの抱えている問題とがある
- 具体的な問題は、理想と現実のギャップである
- 問題解決の手段Xは範囲Xと範囲Yを持っている
- 顧客の現実が範囲Xに入ってなかったり、理想が範囲Yに入ってないと、その手段X単体では問題解決ができない
- 他のものを組み合わせれば解決する可能性がある
- 一人の顧客に注目して、その顧客が求めるものをとにかく作るというのは一つの選択肢ではあるが、おすすめしてない
- 他に何も選択肢がない場合にとにかく前に進むための方法なのではないか
- 自分が使うものを作るは、とにかく自分という一人の顧客に注目して進めるメソッド
- 顧客不在のままフワフワと誰も求めていないものを作るよりはマシ
- まず顧客の苦痛の分布を観察し、それから人の多いところを範囲Xとする問題解決手段を考える
- なぜそうするか
- 問題解決手段が人間の労働である場合と違って、ソフトウェアは良い特徴を持っている
- 一つ作る労力で複数人の問題を解決できる
- ならば複数人集まってるところの問題を解決した方が労力あたりの問題解決量が多い