「勤勉で知性的」というタイトルだが、日本語のことわざで言えば「急がば回れ」的な話。 「急ぐのは愚か者の欠点」「賢者は先延ばしして失敗する」と言及してから「ゆっくり急げ」と語る。

巧遅は拙速に如かずともフィットする。

from The Art of Worldly Wisdom 勤勉で知性的であること。 53

勤勉は、知性がゆっくりと励起するものを速やかに実行する。急ぐのは愚か者の欠点である。彼らは肝心な点を知らず、準備もせずに仕事に取りかかる。一方、賢者は先延ばしにして失敗することが多い。先見の明は熟慮を生み、軽率な行動は迅速な判断を無効にすることが多い。敏速さは幸運の母である。明日まで何も残さない者は、多くを成し遂げた者である。ゆっくり急げ(Festina lente)は王室のモットーである。