- 以前は「債権?なんか借金とかに関係するあれでしょ?」と思っていた
- 債権法という言葉に馴染みがなくてなんでスタートライン債権法をオススメされたのだろうと思ってたが、なるほど確かに債権法がオススメだ。
- 契約で明記しなかった場合に使われるデフォルト値の解説、ライブラリのデフォルト引数みたいなもの。
- 民法上の任意規定とは要するにデフォルト値
- 当事者間の契約によってオーバーライドできる。
- 債権は契約自由の原則によって、当事者間の合意によってオーバーライドすることができる
民法
- 総則
- 物権
- 債権
- 親族
- 相続
権利の分類
- 権利
- 物権
- 人の「もの」に対する直接の支配権
- 例: 所有権
- 僕が「僕のスマホ」に対する所有権を持つということは、僕以外のすべての人間に対して「これは俺のものである」と主張できるということ
- とても強い権利なので勝手に作れない
- 物権法定主義
- 債権
- 特定の人が特定の人に対して一定の行為などを請求できる権利
- 発生原因は4つ
- 契約
- 不法行為
- あと事務管理と不当利得がある
- 当事者間の間でしか効力がないので、弱い権利
- 要件を満たした時だけ当事者間ではない第三者に影響を与える(対抗する)ことができる
- 対抗要件 - Wikipedia
- たとえば特許権者Aさんが、Bさんに対して「特許使っていいよ」(通常実施権の許諾)って契約をした後で、Aさんの会社が潰れそうになってその特許権をCさんに売却したとする。CさんはBさんに対して「おい、俺の特許を勝手に使うな」って主張できる。Bさんは「えっ、Aさんが使っていいって言ったんだよ」と反論するだろうけど、契約は当事者間のことしか言ってないのでCさんは「知らんがな」って言う。
- これはあんまりにかわいそうなので特許法ではパッチを当ててある。
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(通常実施権の対抗力)
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第九十九条 通常実施権は、その発生後にその特許権若しくは専用実施権又はその特許権についての専用実施権を取得した者に対しても、その効力を有する。
- 勝手に作れる
- 契約自由の原則
- 債権の自由創設性
- 物権