製品やサービスの設計は、初期の構想は理想的で美しいものであることがよくあります。しかし、その製品やサービスが現実の世界で使われるためには、さまざまな要求や実際の使用状況に対応するために変更や追加が必要になります。これはコンピュータの設計でも同じです。設計者が理想的な設計を考え出しても、その実際の運用やユーザーからのフィードバックに基づく改善の過程で、その美しさは失われていきます。
これは必ずしも悪いことではありません。むしろ、その製品やサービスが実際の世界で使用され、人々の生活に貢献している証とも言えます。また、実用性の追求が新たなイノベーションを生み出すこともあります。
このように、理想的な設計と現実の運用との間にはギャップが存在し、これをうまく橋渡しすることが製品やサービスの成功につながります。現実主義的な視点を持ち、美しさだけでなく実用性を追求することが重要です。
@tanakh: ていうかRISC-VはなんかPacked SIMD Extensionもあった気がするけど、どういう棲み分けなんやろな?RISC-V本にはイソテルはSIMD幅を変えるたびに死ぬほど大量の命令を追加していっとるみたいな批判してて、可変長ベクトルの命令があればそんなことはいらないのだとか書いてたのに
@a4lg: @tanakh RISC-V 向けに策定中の Packed SIMD は一般レジスタを使用し、例えばですが DSP 等の用途に適した拡張を目指しているようです。整数オンリー、GPR のみということで、ベクトル命令とはある程度の棲み分けはできているものかと。
ShougoMatsu これCPUに限らない。 美しい設計やアーキテクチャは単純に誰にも使われてないから美しいままという可能性が非常に高い。 実用性を考えるとどんどん機能が増えてごちゃごちゃし汚くなるもの。 世の中キレイで万人が便利に使ってるアーキは「存在しない」と痛感できました……。 ShougoMatsu RISC-Vが汚くなったのならそれだけ現実世界で使われてるということで望ましいことである。 ShougoMatsu 自分の作ったプラグインも人に使われれば使われるほど当初のように美しくはなくなっていく。それは仕方がないことなんだよ。 ShougoMatsu なので、美しさを強調する相手は冷めた目で見てしまいますね。 理想の世界だけで生きてるのだなと。 私は現実主義者です
@a4lg: これは本当に同意。流石に、先に何もかも見通して作ることは誰にでも不可能だっただろうし、RISC-V も結果的にはその例に漏れなかった。まぁまだマシ感は個人的にはあるけど、それでも何もかも最高で綺麗、とまでは言えない。
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- 専門的用語を抽象化して一般論にして。
- これらのツイートは、RISC-Vというコンピュータのアーキテクチャ、特にそのSIMD(Single Instruction, Multiple Data)エクステンションについての話題を扱っています。しかし、専門的な用語を抽象化して一般論にすると、次のようになります。…
感想
- まあ「何々の設計が汚いから俺が綺麗に作り直す」と言い出す人は高頻度に出現するものだが、そういう人が新しいものを作ろうとしてその分野に詳しくなることは有益なので止めはしない
- きれいなものを作ってから、それが使われる過程で汚くなっていくことを経験することが有益、それによって現実主義と美学のバランスの取れる人が育つ
- 汚いものを批判してるだけで自分では作ろうとしない人と、きれいなものを作ろうとしてる人に対して現実が見えていないなどと批判して勝ったつもりになってる人は有益ではない
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