「この手法は使い物にならない」という発言があった場合に、それは文字通りの意味ではない。 「話者はこの手法で有益な結果を得たことがない」という意味である。
この観測事実だけからは「この手法は誰にとっても有益な結果をもたらさない」か「話者の能力不足」かは判断できない。
余談
- ある人Xが「手法Aは役に立たない、手法Bも役に立たない、…」とたくさん「有益な結果を得たことがない」事例を積み重ねることで、結果的にXの能力不足の確かさが高まっていく
- 「手法Aは役に立たない」と発言した時、手法Aを下げる意図があるのだろう
- しかし、発言という行為の結果として手法Aではなく自分の評価が下がっていく
- 意図と逆の効果、興味深い。人間のバグ
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